ヨドバシ@アキバ

ヨドバシのアキバへ行ってみた。
広いけど、無茶苦茶混雑していたので、ぜんぜん広いという気がしなかった。
日曜日に使うケーブルを買いに行っただけのはずなのに、気づけばかなり散財してしまった。
ブロイラーのニワトリが、周囲のニワトリが食べている雰囲気に触発されて、食いまくってしまうのと同じ理屈で、オタクが買い物しまくっているという雰囲気に触発されて、買い物しまくってしまったに違いない。

iPod nanoは、溜まってたポイントで全額収まった。
Shuffleに満足していたんだけど、Podcastを聞くのには、ディスプレイがないとツライ……かといってハードディスクは……と思っていたところに渡りに舟だったんだよね。

ゲームボーイミクロも欲しかったんだけど、色んなヴァリエーションが並んでるのを見ると、やっぱり、ファミコンカラーのものが欲しくなっちゃう。同じ考えの人が多いと見えて、この色だけ売り切れだった。

閉店なんで渋々帰宅の途についたけれど、入り口には、翌日のバーゲン目当てで行列する人たちがいた。

すげえなぁ……アキバでヨドバシ。
でも、アキバといえば、スプロールに偏在する小規模店舗による迷宮感が、商品の高性能感や稀少感を出していたし、その中で安いものを買ったという狩猟採集の満足感をもたらしていたのだと思うのだけれど、ありゃあ別モノだなぁ。
例えて言うならなんだろう……下北沢の道を拡幅してオペラハウスを建てちゃったみたいなものかな。
特徴のある小さなお店は生き残れると思うけれど、中途半端に大きな石丸とかオノデンみたいなところは今後厳しいんじゃないかな。ジャスコやイトーヨーカドーのでっかいモールが出来た地方都市にある旧来のデパートみたいな末路だよな、きっと。