弁慶

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最近は、ずっと、twiterのログ保管庫になってしまっているこのBlogです。
たまには、とりとめのないことを書いてみます。
やっぱり、Blogには、mixi日記なんかとも違う、Blogとしての存在意義があると思うし。
このBlogのRSSは、FriendFeedを通じて、Facebookの方に送ってもいるのですが、それが、どういうふうに表示されるのか確認したいという思いもあるし。

ここしばらく、Blogを書くことに腰が引けてたのは、自分なりに明確な理由があって……それを公言するのは気恥ずかしい思いもあるのだけれど、今日は思い切って言っちゃうと……それは、「自分の程度が知れるのが怖い」「対立や批判、炎上が怖い」っていうことでした。
まぁ、「そんなことか」と思う人もいるかもしれないですね。
「それしきのことで……」ということで、それこそ「程度が知れて」「批判される」のかもしれません。
でもなぁ……。

自慢じゃないけど、私は、「ネットの落とし穴」にはことごとく落っこちてきました。
たとえば、メールのリテラシーが低くて全文引用やHTMLメールを出しまくってたこともあるし、メーリングリスト宛に当時付き合っていた女の子宛のメールを送ってしまったこともあるし、犯罪自慢もしてしまったこともあるし、すべきでない内情暴露をしてしまったこともあるし、過激なモノイイで炎上してしまったこともあるし、2chで晒されてしまったこともあるし……
たまたま、それぞれが社会的に問題視されるより、早いタイミングでやってたので、落ちた穴が浅くて済んで、なんとか這い上がれてきただけなんです。運が良かったんです。

最近、「ネットは馬鹿発見器」なんて言われて、色んな物議を醸してますよね。
それらのニュースに触れる度に、私はゾッとしてます。
批判の矢面に晒されて弁慶の立ち往生状態の人たちを見るに付け、「あれはもしかしたら自分だったかもしれない……」と肝を冷やすのです。

そんな次第で、twitterでも、コントラバーシャル・イシューは避けて、身辺雑記に徹しています。
mixiも、閲覧をマイミク限定にして、なおかつ若いマイミクに配慮して、愚痴っぽいこと批判的なことはなるべく書かないようにしています。
Tumblrは、画像だけをリブログするようにしています。

しかし、やはり、「もの言わぬは腹ふくるるわざ」なんですよね。
社会的立場を考えて自重し、批判を恐れて対立を避けてばかりいると、どうしても欲求不満が溜まってくる。
一方で、自分の社会的立場とは、批判を恐れず対立を回避せず、むしろそのまっただ中に飛び込むべきものではないかとも考えられわけです。

孫引きになりますが、ユダヤ教の聖典『タルムード』の中のモーセの言葉にしみじみと奮起したりもするわけです。

自信を失うということは、自分に対して盗みを働くようなモノである。
自分より賢いものに負ける方が、自分より愚かなものに勝つよりも得だ。
対立を恐れるな。進歩は対立から生まれる。自分の見解に賛成しない者も大切にしなければならない。
一本の蝋燭(ろうそく)で多くの蝋燭の火をつけても、初めの蝋燭の光は弱まらない。
出会ったすべての人から学べる者が、この世の中で一番賢い。

そんなわけで、これから、少しずつ、何かを、ごそこそと、人目にあまりつかないところで、始めるかもしれません。
生暖かく見守っていただければ幸いです。

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このページは、washiが2011年8月20日 04:44に書いたブログ記事です。

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