諜報部員
T研究所で働いていた頃からの古い友人Yさんと、音響屋Kさんと、飲もうということになった。
前回・忘年会と同様に池袋かなーと思いきや、Yさんは「行きたいところがあるので、新橋で」とのこと。
まぁ、新橋は、色々、安くてうまい店があるからなぁ と、深く考えることなく、同意。
昨日、Yさんに案内されたのは、雑居ビルの地下、「加賀屋」というお店であった。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13007923/
どんなお店であったかは、以下の記事に詳しいので、省略する。
「新橋の異常な居酒屋「加賀屋」に潜入」デイリーポータルZ
「加賀屋:東京のパフォーマンスアートとしての居酒屋」CNN
まぁ、まさにこんな感じ。
記事は両方とも2010年。いやぁ、自分の観測範囲には入ってなかったなぁ
そして、ずーっと長いこと、このスタイルでやってたのかと、妙に感心した。
マスターに直撃される位置に座っていた音響屋Kさんは、終始渋い顔で、いたたまれない雰囲気を醸し出していた。
個人的には、「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」という気持ちで、私自身は、言われるまま、なされるがままに、やってみた。
自分の感想としては、たぶん、この店のことを知ってる人3人が、知らない人1人を連れてきて、ニヤニヤする
という使い方が一番楽しめそうだ、と思った。
そんなわけで、一番楽しんだ(で、あろう)Yさんのポジションに今度は自分が就いてやれ
と思っている。
今朝になって、Yさんから、パフォーマンスに巻き込まれている自分の動画が送られてきた。
ちょっと前の「東洋経済」の佐藤優のコラムに、外遊に来た大臣を接待で弱みを握ったエピソードが載っていた。
すなわち、海外にきた大臣を、オンナノコがいるようなお店や賭場などに、若手が連れて行き、いろいろやらかさせた後で、翌日以降に「大臣、昨日は、ずいぶん、お楽しみだったみたいですね(ニヤニヤ)」とエライ人が耳打ちをして、弱みを握って、政治家を役所のコントロール下に置く
という話である。
そんなわけで
Yさんは、古い友人ということもあり今まで油断していたが、誰かからの密命を帯びて(もくしは彼自身の発意か)、私を陥れようとしてする諜報部員だったのかもしれない。
彼を怒らせないようにしなければいかん
と思った次第。
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