コンテンツ政策研究会

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今日は夕方から、「コンテンツ政策研究会」なる会合に顔を出した。

発起人のNさんのお話は、上手だったなぁ。
基調講演をやったK大の先生はハンサムだった。
役所の方のデータは説得力があった。
音楽業界の方は意欲的だった。

しかし、しかし、トータルで見たら期待ハズレだったかもしれない。
なんていうか、うまく言えないけれど、「金魚が泳いでも金魚鉢は動かない」んである。

国家と市場と企業の関係、
織田信長の楽市楽座の時代とかだったら
国家>市場>企業
……だけれども

昭和の頃
国家=市場=企業
……になって、

今や、
企業>市場>国家
……と逆転していると思う。

日本のコンテンツが世界市場に広まっているのを、さも、日本の国家が世界で受け入れられているかのように自尊心を慰撫するのは間違っていると思う。

たとえば、マクドナルドのハンバーガーが世界でもっと食べられるようにするには? とか、世界に通用するハンバーガーの作り手をもっと育成するには? とかいうのをアメリカ政府が議論しても滑稽だと思うんだよな。それと同じ理屈。


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コメント(3)

bebe :

今日こちらの方にWashiさんが出席するとお聞きして、ワクワクさせられました。私が言うのもなんですが、Washiさんのおっしゃる通りですね。何だろう、日本人は自分の国に誇りを持つ事は良いと思いますが、国は企業に資金を投資するのみで、口出ししない方が無難かとは思います 笑 それよりも、仕事で家庭や愛情に飢えてしまった日本人の日常の生活のゆとりって物の方を考えちゃくれないんでしょうかねっ!

28歳の意見です 笑

washi :

国がお金を出しても、有効ではなさそう……と私は思います>bebeさん
しかし、たしかに、もっと愛とゆとりが欲しいッスねぇ

bebe :

ですね・・・。本当に。

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このページは、washiが2005年11月28日 16:53に書いたブログ記事です。

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