某国
視察の要請があって、某国の政府の外郭団体の偉い人が来たので対応した。
それはまぁ、ここんところよくある話。
ヴァイスプレジデント・Dr.〜という肩書だったんで、てっきりおじいさんが来るとばかりと思いきや、歳の頃なら、30がらみの美人女性。たとえが古いけど、ロングヘアーの夏目雅子って感じ。ちょっとびっくり。
通訳の人が入ったのだけれど、それは、某国に帰化したという元日本人のオバサマ(控えめに申し上げてます)。眼鏡をかけた清川虹子といった趣。
しかし、これが、なんというか……露出が多くて、目のやり場に困ってしまった。胸元が大きくあいたワンピース。いや、困った。ある種のイジメだよ。ありゃあ。
夏目雅子の方は、カッチリとした白いスーツなのに。通訳の清川虹子のラフさ加減はなんなんだ。ビジネスの現場に来るって雰囲気じゃないだろー。
加えて、どうも、こっちの話してることを正確に翻訳してないことがアリアリ。
某国の言葉は、まったく理解できないのだけれど、ぜんぜん違う固有名詞を織りまぜながら話してる。たぶん、たとえ話をしてるんだと思うけれど、それが適切な話になってるんだろうか? いやぁ、たぶん違うな……。あまつさえ、「〜って、〜ですよね」みたいな、そのオバサマ自身の感想を言うんで、こっちも、まぁ、「ええ、まぁ、そうですね(一概にそうとはいえないけど)」と相槌を返すと、長々となんか某国語で話し込んでる。どう考えても、そのオバサマの自説を力説してるとしか思えない。
当事者の意思疎通を図る誠実さに欠落してたなぁ……。
まぁ、その某国のお偉いさんが、自国に戻ってから、たぶん報告をする必要があるんだろうと思うんだけれど、まぁ、お気の毒さまとしか言いようがない。あんな通訳をつけたことを後悔されるべきだなぁ。

3回までチェンジ可、というシステムがあればよかったですね。
自らもドイツ語の教官を務めていた内田百?先生は、ドイツ大使館と交渉事をしなければならなくなった時に、「面倒臭い」という理由で(笑)、素知らぬ顔をして先方に通訳の人を頼んだそうですが、その通訳が間違ったことを言い出したので思わず「違います」と言ってしまい、相手に変な顔をされた、というエピソードがありますね。
大人としてはダメダメでも、ちょっとかっこいい話(笑)で好きなんです。
百鬼園先生、さすがですねー。
私もあやかりたいです。