納豆はダメなのに

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「ダイエットに効く」という番組が放送されていたせいで、ここしばらくの間、スーパーでは納豆が売り切れていた。
テレビ番組の影響力ってすごいんだなぁ……と改めて思っていたら番組のそのデータ、捏造だった……ということで大騒ぎになっている。

フジテレビ系の生活情報番組「発掘!あるある大事典2」で、納豆のダイエット効果を紹介した7日放送分にデータ捏造(ねつぞう)などの問題が判明し、制作した関西テレビ(大阪市)が20日、発表した。番組では、納豆を食べた被験者の中性脂肪値が正常値になったとコメントし、字幕で数字をつけて紹介。だが実際には測定しておらず、他の実験でも測定や検査をしないまま、架空の数字を番組で流していた。会見した千草宗一郎社長は「放送局としての信頼を著しく損ない、視聴者の信頼を裏切ることになり、誠に申し訳ない」と謝罪した。 (朝日新聞070120

個人的には、「あぁそうですか」ぐらいの淡々とした感慨しか沸いてこない。
こうした捏造が問題になるんなら、オーラのなんとかとか、ズバリのなんとかとか、あぁいうのはどうなの? 前世がどうとか、××星人の運勢とか、透視がどうとか……適当なことばっか言いやがって。
問題にならないのは、ウソだとみんな暗黙に了解してるから? いや、世の中には、結構、真に受けてるヒト一杯いるよ〜。

放送局としての信頼をシノゴノ言うんなら、あの手の番組も一掃して欲しい。

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コメント(2)

router :

大阪のラジオ局で放送内容をめぐって炎上事件があったそうですが…
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/20070119jcast200724992/
このアナウンサーの言うことも一部の連中に対しては首肯できますが、そもそもマスメディアがデタラメなことばかりやっているからこそ巨大掲示板群が成立し得たとも言えるわけで、この捏造事件はなかなか興味深い問題を投げかけてくれたのではないでしょうか。
それにしても懲りませんねえ、テレビ局は。学習能力がないのでしょうか。

washi :

どもども>routerさん
2ちゃんねるに関して言えば、30年もすれば、評価は正反対になると、個人的には思っています。いわく、「日本が世界に誇る独自のメディア文化」とか。今、ゲームやアニメが言われてるように(笑)。
新聞だって100年前は「赤新聞」とか言われ、テレビだって40年前には「見るとバカになる」とか言われてました。
ベルリンの壁崩壊に一役買ったあたりから、テレビに対する風向きは変わったように思いますが、なんだかんだでお里が知れるということですかね。

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このページは、washiが2007年1月20日 23:46に書いたブログ記事です。

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