あの鷹巣町のその後
10日(土)、キネマ旬報ベストテンの表彰式・上映会に参加。
ホントだったら、夜の表彰式をミーハーに見に行くところだけれど、夜は教習所の予約をいれていたので、朝イチで、文化映画部門「あの鷹巣町のその後」をみた。
2部構成、3時間の大作。
福祉重視を善として単純には描いていないところに、映画としての活劇性を感じる。
見る前に予見していた、善悪の2項対立は軽々と裏切られる。
選挙によってがらりと変わる市長・議会の勢力地図。それは、市民の迷いの率直な反映だ。視聴者は、市民の一人として鷹巣町の問題に巻き込まれ、投票用紙を前に候補者を選ぶような気持ちにさせられる。
続きが気になる……。
3時間見終わっても、まだ、なお、続きが見たい。
非凡な映画であることは間違いない。
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