リハビリ

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GWは、ツマのヒトと連れ立って、秋田の玉川温泉に行ってきた。

強酸性の温泉と、天然の岩盤浴、(そして北投石からの放射能)……プラセボかもしれないけれど、確かに効いた。

温泉は、身体の弱ってるところにヒリヒリと染みる。痛いぐらいだった。50%に稀釈したところでも、まだ痛い。

岩盤浴は、その辺の岩場に横になるのだけれど、びっくりするぐらい地面が熱くて、すぐに汗だくになった。

なるほど、なんか効きそう、と感じさせるものがあった。

高校生の頃にも行ったことがあるが、そのときにはぜんぜんありがたみを感じなかった。こんなに混雑もしてなかったと記憶している。
もっと長い間、滞在したかったな……。

以下、玉川温泉で岩盤浴をするときのコツのメモ
・所持品は、ゴザ、大きめのタオルケット(×2+α)、着替えの下着、レーサーボトル(自転車に乗る人が使う飲料用ボトル)、折り畳み傘、S字フック
・ゴザは、現地でも売っているが700円〜数千円と意外と高い。100円ショップ・アウトドアショップなどで安いものをあらかじめ買っていった方が良いかも。1畳程度の大きさのものが望ましい。あまり大きいものは他の人に迷惑。通気性・浸透性がないビニールシートや、断熱シート、クッション性のシートは、使い勝手が悪そう。ウィルス性の感染症対策のために、現地の建物の中には持ち込むことは禁止されている。名前を書いておく必要がある。
・保温・吸汗のためにタオルケットにくるまる。大きめの安全ピンが何個かあっても重宝するだろう。1回の岩盤浴ですぐタオルケットはグシャグシャに濡れてしまう。毎回タオルケットを交換するのが良い。未使用のものは枕としても使える。寝袋は、汗だくになっても洗うことが難しい。すぐ駄目になりそうでもったいない。
・着替えの下着の枚数を節約するために、タオルケットの中に入ったら、素っ裸になっている人も多かった。
・レーサーボトルは、水分補給に使う。ペットボトルや普通の水筒では、飲もうとするときに、身体を起こさなければならない。自転車に乗る人が使う飲料用ボトルだと、寝たままで飲むことができる。とにかく大量に汗をかき、エネルギーも消費するので、粉末スポーツ飲料を持っていくと良いかもしれない。
・折り畳み傘は、戸外の好きなところで岩盤浴をするときに、日差しを避けるために使う。
・S字フックは、岩盤浴小屋の中で岩盤浴をするときに、岩盤浴のスペースをなるべく広く確保し、また自分の手荷物をまとめておくために使う。岩盤浴小屋は、5センチ角の角材を組合せて骨格をつくりテント地の布で覆った6畳ほどの小屋である。岩盤浴小屋の梁には、誰が考えたノウハウということでもないだろうが、荷物を掛けておくための紐や針金が残っている。岩盤浴小屋は、3屋ほど設置されているが中は人で一杯となる。順番待ちで行列したり、諦めてその周囲の戸外で岩盤浴したりという人も多数。このため、紐や針金が確実に使えるとは限らないので、自分で使う分は持参したい。針金ハンガーなどでも代行できるだろう。

現地で、居合わせた人に話を聞くと、色々なノウハウを聞くことができる……というか、こちらが初心者と見るや、アドバイスをしてくれる人が多数。

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コメント(2)

柴犬 :

シブいGWですね。一度行ってみたかったので参考になりました。温泉貧乏性の私は、やたらと浴びまくってしまいそうだが、それってまずいんだろうね?

washi :

温泉のph1.2は、檸檬水、胃液、酢などよりも強い酸性なので、あんまり漬かりすぎると身体が溶けてしまうかも(笑)。実際、目に入るとすごく痛い。
眼鏡は金属が変色したり、レンズのコーティングが溶けてしまうとか。飲むと薬効はあるものの、ものすごく酸っぱいだけでなく、歯が溶けてしまうので、口を漱ぐ必要があるとか。

源泉100%以外に、50%で熱いもの、50%でぬるいものなどいくつかバリエーションがあり、症状・効能に応じて、どのお湯に何分ぐらい入るべきかというインストラクションが掲示されているので、それに従うと良いかと思います。

手術跡が痛々しい人、瘡をかいている人など、本気の人が多数なので、覚悟して行った方がいいかも。

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このブログ記事について

このページは、washiが2007年5月 5日 08:16に書いたブログ記事です。

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