間違えられた

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最後の日、一日オフを作って、上海観光をしてきた。

現地の人に、「日本人だってわかると、スリとかに狙われるから、気をつけてね」とも言われていたので、用心していたから……というのもあるけれど、どこに行っても、日本人とは思われず、中国人として扱われた。
もう、中国語で話しかけられまくり。道を聞かれたり、時間を聞かれたり。これは、ポン引きや物売りが探りを入れてたから……というのもあるかな。ていうか、中国語しか話せない人がほとんどだからってのが一番かな?

とはいえ、それはまぁ、よくある話といえばよくある話。

豫園へ行ったところ、日本からのツアーの集団がいて、日本語のガイドが面白い話をしていた。僕も一応ガイドブックは持っていたけれど、そこには載っていない裏話をたくさんしていたので、後ろをついていって、便乗してただ聞きさせてもらっていた。
そしたら、ツアーの日本人の初老の夫婦が僕に話しかけてきて、「Do you take a picture?」と。まぁ、日本人英語には目をつぶって「sure」と答えて、撮ってあげた。
フラッシュがたかれて、顔が白く飛んでしまったので、「フラッシュが点いちゃったんですけど、大丈夫ですか?」と日本語で、こっちが言ったのに、「OK, OK, no problem. Thank you」と、あくまでも非日本人扱い。

と、もしかしたら、まぁ、それも、よくある話かもしれない。

東方明珠タワーへ行った後、階下にある「上海城市?史?展?列?」に行った。
陳列館の中は、蝋人形で昔の生活の様子が再現されている。音声ガイドを借りて、見て回った。広い会場をずっと、見て回っていたら、疲れてきて、音声ガイドの続きをベンチに座って聞いていた。
しばらくしたら、後続の人たちが私の前で立ち止まり、解説板と私を見比べる。
何事かと思ってギョッとすると、その人たちはびっくりして逃げて行った。
何を言っているのかわからなかったが、どうも「人形かと思ったー」「人間だったねー」と言っている様子だった。

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このページは、washiが2006年5月 1日 11:13に書いたブログ記事です。

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