貧乏性
W大の先生をしているH嬢と打合せ。
世界でもっともリッチな財団のひとつが、どうもW大に対してお金を出してくれるということになりそう……ということで、アイディアの相談。
しかし、それが、桁の違う巨額で、なおかつ新規性が求められるという案件で、これがなかなか難しい。
数千万円規模で、どこかで聞いたことがあるようなアイディアなら、いくらでも浮かぶんだけどなぁ……。
数十億〜数百億という規模で、日本ということに限定されずに、新規性があって、大学が参画する意義があって、ボランティアや福祉につながりそうな話……うーん……。難しくて、結果的に雑談に終始してしまった。
まぁ、真面目にやるんなら、くだらないアイディアも否定しないで、とにかく数を出して、細かく付箋か何かに書き出して、グルーピングして……と、ブレーンストーミングの王道をやれば着実に一歩は進むと思うけれど……。
望ましい形としては、「えっ、何、お金出してくれるの? ラッキー! だったら、これをやりたいな。前々から、いつかやりたいと思ってたんだ!」という感じになるのが、美しい姿勢だよなぁ。
そうならないというのは、自分がつくづく貧乏性だということだ。
今回は、H嬢の案件だったけれど、いつ、自分にもそういうネタが降ってこないとも限らないよなぁ。人々の価値観をひっくり返すような、でっかい夢を描いていたいものである。
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