ぬれぎぬ

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昨日、スターバックスに入った際に、尿意をもよおし、トイレへ向かった。

そこのスタバは、トイレが男女兼用で一つしかなく、とても混んでいた。
列の先頭は小学生の子供。
そして、若く妙齢のキレイな女性、私と続いた。

ほどなくしてトイレに入った、小学生の子供がとても長く時間が掛かり、そうこうしているうちに、私の後ろにデブのオバサンが並んだ。

子供はまだ長く出てくる気配がない。
列のみんなが焦り始めている。

と、ようやく、子供が出てきて、キレイな女性が中に入る。

私としては、あんまりドアに近づいているのも気まずいので、少し下がって待つことにする。
やおら、僕の後ろにいたデブのオバサン、僕とドアの間に割って入り、キレイな女性が中にいるトイレのドアを「ゴンゴン」とノックしやがった。
当然のように、中からは、間髪をいれずに「コンコン」とノックの返事がある。

しばし、重苦しい沈黙の後、そのキレイな女性はトイレから出てきた。
キッと鋭い視線を僕の顔に注ぎながら……「この変態野郎」「甲斐性なし」といった、あらゆる種類の罵詈雑言の思念が飛んできたのは、決して僕の妄想ではないだろう。

「誤解なんです……あのノックは、後の、このオバサンが……」言いたくても言えない自分のコミュニケーション能力の低さに自己嫌悪。

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コメント(2)

イキナリ :

これはちょっとしたコントに使えそうな日常の中のおもしろい話だと思う。
当事者にとってはそれどころじゃないか^^;

washi :

レスが遅くなってしまってすみません>イキナリさん
今にして思えば、ゆっくり用を足して、後ろのオバハンをヤキモキさせてやればよかった……。

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このブログ記事について

このページは、washiが2007年3月 7日 00:58に書いたブログ記事です。

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