麦とろ

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知らなかったのだけれど、「6月16日」は、「麦とろ」の日とのこと。

そんな話を聞くと俄然麦とろが食べたくなってどうにも止まらない。
浅草麦とろ」あたりは、すごく混んじゃっているだろうなぁということで、夕方から、中野ブロードウェイの「丸子亭」へ。
案の定、ブロードウェイの客層は、そんな歳時記の風雅とは無縁なので、サラッと入れた。

とりあえず、桜海老、黒はんぺん、ヅケマグロを肴にビール。
そしたら、これが、プレミアム・モルツの小瓶で、冷え具合といい、量といい、完璧な調和。
改めて思ったけれど、生だと、注ぎ方に気を配るとサーブするまで時間がかかりすぎ、こうした小規模な料理屋で出すには不向き。スピーディに出すと、泡の口当たりが悪いものになる。生より瓶の方が、自分でじっくり、泡をケアしながら注げるんで、美味しく飲めるなぁと。
そして定食屋なんかで飲む中瓶だと、飲みきるまでに気が抜けちゃったり、腹が一杯になってしまって料理の味わいを削いでしまったりで芳しくない。
都合、小規模なお店で出される小瓶のビールは理に適ってると。

〆には、けんちん汁と麦とろの定食。
麦御飯がおひつで出され、とろろも別盛り。大きめのどんぶりが渡される。つまり、麦御飯の量、とろろの量を、各自のお好みの配分で調合できるという趣向。
僕は、麦御飯少なめ、とろろ多めで、ちょっとずつ、4杯も食べてしまった。
若槻千夏風にいえば、「麦とろ御飯は飲み物です」……という感じ。完璧にツボにはまった。当面、3食、麦とろでもOK。
やばーい。精が付きすぎちゃったらどうしよう。

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このページは、washiが2007年6月17日 00:40に書いたブログ記事です。

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