二輪免許: 2007年3月アーカイブ

カブ購入

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カブ90DXの見積もりを2社ほどに掛け合い、結局、鶴巻町のPit In Autoで、先週の土曜日に購入。

盗難保険は、通常1年かぎりで、また、更新はできないので、気休めにしかならないけれど、一応、つけた。
あと、昔にはなかった、ホンダアクセス製のアラームキットも。
昔つけてた別のメーカーのアラームキットは、電源が本体バッテリーではなく、乾電池で、工具箱に入れるタイプだった。電池交換が面倒で、ほったらかしにしていたら、そのタイミングで盗まれた。本当に、間隙を縫って盗まれた……という感じだった。あの悔しさは二度と味わいたくない。

納車は、来週土曜日の予定。
ならし運転はどこへ行こうかなぁ……。

サクラサク

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今日は、二輪免許の試験。無事に合格。

12時35分集合。やや遅れて入ってきた試験官は、今まで授業では見たことがなかった(当然、教えてもらったこともなかった)華奢な女性。年齢は30代だろうか、原田知世似で、左手の薬指にキラリと指輪が光っていた。

コースが発表され、試験についての説明が始まる。受験者は5名。20代中盤の男性、学生風の男性、20代後半とおぼしき女性、私、年齢不詳の太った男性。

試験は1時間後、13時30分から。それまでの間、コースをイメージトレーニングする。
2週間乗っていなかったので、色々と雑念が入る。生煮えの拷問のような時間がゆっくり過ぎる。

果たして、試験は始まる。1人約10分。僕の番が回ってくるまで30分以上あるので、参考にするために、眺めていることにした。待合室で待っていれば寒くないのだけれど、僕の次の人も出てきて、同じように、眺め始めた。色々と雑談をするが、ウワッツラの会話。

最初の20代中盤の男性は、無難にこなしている。
二人目の学生風の男性は、なんか、しょぼしょぼとメリハリがない。最初の坂道発進でも後方確認をしていない。大丈夫か……。
三人目の女性は、2番目の踏み切りのところでエンストしてしまった。踏み切り内停止なら、一発検定中止だが……エンスト地点は手前なのか?、とりあえず、最後まで。
四人目は僕。とりあえず、深呼吸。スピードは全開。停止したら深呼吸。70点とれば合格なので、30点は減点されても良いと開き直って、ザクザク進む。実際に走ると、イメージトレーニングでは思い出さなかった細かい注意点を思い出す。2週間のブランクはキツイ。逆に、スッポリと忘れてしまっていた注意点はなかったのか?……非常に不安になる。
最後、終着点でバイクを降りると、試験官がニッコリと「お疲れさまでした」と笑みをこぼす。これは、何か、悪いニュアンスなのだろうか……真っ暗な気持ちになる。
五人目の年齢不詳の男性が走り出す。いやー、もう、ぜんぜん目に入らない。

全員の検定走行が終わる。しばらく待つ。気もそぞろである。僕だけではなく、受験者は、みんな落ち着きがない。男性は携帯でメール。学生風の男性は携帯で誰かと話している。女性は、旅行ガイドを眺めている。僕の次に走った男性は、しきりとため息をこぼす。僕は、携帯を忘れて家を出てしまったので、することがない。

来た、と思いきや、四輪の検定の組が、結果発表をする場所が足りなくなり、迷い混んできたのだった。3人の女性たちが、一人ずつ仮免の合否の通告をされて出て行くのをパーテーション越しに見ていた。あぁ、あんな風に、通告されるのか……まな板の上の鯉として腹が座ってくる。

ほどなく、件の原田知世似の試験官がやってきた。
受験番号順ではなく、名前を呼び始めた。本来トップバッターの20代男性ではなく、学生の名前が呼ばれた……パーテーションの奥で話す声が聞こえる。あそこが悪かった、ここが悪かった……じゃあ、予約をして……云々。不合格の宣告だ。四輪の仮免が全員受かっていただけに、感じるキビシサも一塩。受験者一堂の視線を避けるように、学生は外へ出て行く。
女性の名前が呼ばれた……やはり、あそこが悪かった、ここが悪かった……その声を聞きながら、緊張が高まる。彼女も不合格か……。次に名前を呼ばれるのが、僕なら、僕も不合格……トップバッターの男性か、僕の次の年齢不詳の太った男性なら、僕は合格……次は誰だ、次は誰だ……。

女性が出て行った。
年齢不詳の男性のため息もひときわ大きくなり、僕の緊張もピークに達する。

はたして、名前を呼ばれたのはトップバッターの男性。
おめでとうございます。合格です。パーテーションの奥の教官の声が、天使のように聞こえる。

控室に残された太った男性と顔を見合せ、サムアップ。
それからの待ち時間は、ウィニングランをしているような気分。
名前を呼ばれ、パーテーションに入る。
おめでとうございます。気持ち良さそうに走ってましたね〜などと言われ、舞い上がる。あれこれと雑談。

昔乗ってたカブに乗ろうと思っていること。原付の制限速度30キロが厳しく、白バイにつかまっては免停や免許取り消しになってしまうこと。白バイへの恨みつらみ……。

次の人が呼ばれる。
聞くとは無しに聞こえる合格の喜びの会話。
「いや〜3月中にとれなければどうしようかと思ってました。本当に嬉しいです。彼女と一緒に高知へ移るんです」
「あら……」
「警察に就職することになりまして……」
「!」

本筋とは関係がないオチが着いたが、何はともあれ、僕も二輪免許ゲット。

見極め完了

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昨日の土曜日は、夕方から教習所へ。

シミュレーターとディスカッション、そして見極め。3時間の長丁場。
話していて判明したのは、前回の誉めて伸ばすタイプの土田似の教官は、インストラクターではなく、技能試験官だったとのこと。
まぁ、エライ人は、空威張りをする必要もないってことか、「毒蛇は急がない」ってヤツだね。

ディスカッションは、事故防止についてもさることながら、卒業試験対策。
あとは、大型免許の受験を薦められたりとか。
必要性はまったく感じないけれど、まぁ、確かに、持っているにこしたことはないかもしれない……。
というより、教習所に通うことが楽しい。毎日少しずつ、それまではできなかったことができるようになったり、自分の成長が実感できたりするのが、気持ち良い。
全身を使うので良い運動にもなるし、夕食をセーブするのでダイエットにもなるし、身体にも良いと思う。
そういう観点からは、確かに試験場で一般検定を受けるよりは、教習所でジクジクと習い事をするみたいにした方が良いんだろうなぁ。

最後に二段階の見極め。
また、土田似の教官。
「あ、ここで、会っちゃったということは、試験は別な人が担当するということですね〜」との由。
前回、間違えてから、コースを真面目に憶えたので、今回は無難に。
スラロームがパイロンギリギリを攻めてて速過ぎて危ない。本番ではもっとゆっくりで構わないというお達しだった。
左折のすぐあとに右折する部分があるのだけれど、そこは、最初から右側に寄った車線を取っていても、大回りの減点はとらないとのこと。
試験に向けて、ナーバスになっている急制動については、何回も練習させてもらった。等速での走りと、指定位置までに止まるという2つのテーマを両方とも、落ち着いてきちんとこなせ、スタート前に深呼吸せよとのアドバイス。技術的には、クラッチワークを丁寧にして3速にきちんといれるべしと、メーターや手元を見ずに目標制動位置を見るべしとのこと。

なにはともあれ、無事に第二段階の見極め完了。
あとは卒業試験。うー緊張する。

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