身辺雑記: 2007年2月アーカイブ

夜観梅

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先週の日曜日は、湯島天神の「夜観梅」へ。

ちょっと遅く行ったので、ライトアップはされていたけれど、イベントは軒並み終わっていた。

飛鳥・平安以来、夜観梅の正統な楽しみ方は、闇の中でほのかな香りから梅花をイメージするところにあると思うのだけれど、梅園のベンチでタバコをふかしてるオヤジがいて、園内のどこもかしこももう台無しだった。風雅を理解しろとは言わないが、そもそも禁煙だし、神社の中だし……。

PLCは便利

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怒濤の購入ラッシュはなお継続中。

先週の火曜日は、PLC、いわゆる電力線搬送通信の機器を購入。
いやー、無線LANに比べてはるかに安定している。不満が解消。

結婚して以来、リビングの電話の側に置いていたサーバーなどが「目障り」とツマのヒトの不興を買い、自室に引き取らざるを得ず、これらのマシンを無線LANでつなげていたのだけれど、もう、切れたり遅くなったりで、肝心なときに使えなくなることもしばしばだった。

PLCは、本当に設定も簡単。ただコンセントにさせばいいだけ。スイッチングハブを一個かませば、何台でもどんと来い。無線LANの設定が面倒くさくて放っておいていた古いデスクトップのLinuxマシンも再活用できそう。喜ばしい。

悪戦苦闘は続く

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先日来、歯が痛くなってしまったので、歯医者へ。本当に歯というのは、カゼやなんかと違って自然に治癒してくれないのが、本当にやっかいだ。

2年前(?)にかかった自宅の側のY歯科は、設備も新しいし、先生の技術やインフォームドコンセントがしっかりしているので本当によかった。ただ、今回、また、Y歯科に通っていると、仕事に差し障るので、今度は職場の側で行くことにした。

職場のすぐ側に、先月、新しく歯医者がオープンしたので、そこに行ってみた。
目と鼻の先なので、通うのは楽ちん。
行ってみたら、さすがに最新の設備が揃っているので、治療は快適だった。

ただ、先生の技術やインフォームドコンセントは、Y歯科に比べると物足りない。
「今日は、〜の治療をします」だけでは、インフォームドコンセントにはならない。敷衍して一般的に考えると、中長期的な展望の中で、この瞬間がどこに位置づけられているかをしっかり伝えないとダメなんだな。あと、予定を言って言いっぱなしで、結果がどうなったか、うまくクロージングしてない。
技術は、なんか、こう……うまく伝わらないけど、リズム感がイマイチ。あと、独り言が微妙なんだよな〜。「あれっ?」「あー、こうなってるのか〜」「う〜ん…」とか、不安がってる感じが、信頼感を削ぐ。
設備に先生が負けてる感じがした。

でも、僕が子供の頃にかかっていた歯医者と比べると雲泥の差。
世の中で傲慢な職業の人を3つ挙げろと言われたら、個人的には、迷わず「歯医者」と「焼鳥屋」の2つを挙げ、3つめ以降に悩む……そんな私ではあるけれど、今度の歯医者さんは、患者を客としてきちんと扱っているもんな。

ともあれ、神経の方までいってるらしいので、1カ月ぐらいかかる見込みとのこと。
あーあぁ、いっそ、全部、差し歯にしてしまいたい。これはもう整形手術の範疇かな(笑)。

悪戦苦闘

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金曜日、MacBookが届いた。
FirefoxをいれてGoogle Browser Syncなどのプラグインをいれ、Skypeをいれたら、環境移行のためにすべきことは、あとは何もない。メールはGmailだしなぁ。社内文書も概ねWikiだし。写真やなんかはサーバーだし。Web2.0バンザイ。Mac、ひいては、Linuxの環境に移っても何の問題もないよなぁ。

ほっと一安心……と思いきや、僕にとってのPC使用の要、親指シフト環境がIntelMac/MacBookでは整っていないのだった……ガックリ。
色々と検索をしてみたが、MacBookでTeslaが動く!http://kk.cocolog-nifty.com/misc/2006/05/macbooktesla_a9ff.html
という記事が、唯一の手がかり。

これがまたなかなかの難物。
記述、よくよく見ると間違ってるし、xcodeが何なのかわからない初心者では敷居が高いし……Macが初心者向けというのは、昔の話だよなぁ。
あるいは、初心者と上級者の二極化が顕著ということかもしれない。

まだ、悪戦苦闘中。
常駐のアイコンも出て、環境設定の画面も表示でき、動いているように見えるのだけれど、肝心の入力作業ができない。

見慣れぬアカウントからのメールがふらりと迷い込んで、中をみてみたら、「ヘッドハンティング」のラブコールだった。

「おー、俺の活動も、社会的認知度が上がってきたのかな……わかる人にはわかるんだよな……」などと舞い上がったが、よくよく内容を読んでみると、完璧に勘違いしてる。
確かに、「XX」と「XX」、そして「XX」をキーワードにしてアンド検索をすると、僕のかかわったプロジェクトが引っかかってくるのだけれど、だからといって、僕がそれを業務にしている、ましてや、それをネタに転職ができるというわけではないのだ。

新手のspamや、紳士録商売かとも疑ったがそうではなく、真面目なヘッドハンティングだっただけに、落胆は大きい。

ペーパーカッター

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目下、怒濤の購入ラッシュ期間中。
最近 購入したもので一番活躍しているのが、ペーパーカッター。

本をばらして、このペーパーカッターで切り揃え、スキャナで取り込んで携帯で見る……。

英語の教材なんかは、これでかなり細切れの時間を有効活用できる。
重くてかさばる雑誌も、これでいい感じだ。

一家に一台ペーパーカッター。オススメ。

昨日のバレンタインデー、別にチョコを期待するものではないけれど、歯の詰め物がとれてしまった。

激痛が走り、夜も熟睡できなかった。

本当なら、日が改まったら、即刻、歯医者に行きたいところだけれど、今日は、日中ずっと打合せだった。

寝不足なので、移動の電車の中でウツラウツラするのだけれど、何かの弾みで、やはり激痛が走り、目が覚めてしまうのだった。

打合せもなんだかんだでグダグダだったなぁ……。

付け焼き刃で資料を作って持って行ったけれど、流れは思いもよらぬ方向へ。
世の中は、個人の思惑なんかで、コントロールできることなんてほんのわずかだ……。

再来月にマックを使わなければならない仕事が発生したもので、しょうがないので、ドカンと購入。白いMacBook……どうせなら、マックっぽいのが良いと思って。

マックのユーザーに復帰するのは、実に10年ぶりぐらいか……。最後に使ってたのは何だっけ? Power Mac 7100あたりかな……。

マックのオーナーになるのは、実は初めて。

とはいえ、Bootcampを使ってHDDの半分のパーテーションには、Windowsをいれてしまうことになると思うけれど。

披露宴

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11日(日)は、夕方から、院のゼミの後輩のFさんの結婚披露宴。

でがけに、急に腹具合がおかしくなり、30分のうちに、5回もトイレに駆け込むような状態。
原因は不明だけれど、とりあえず、救急箱の中から下痢止め「ワカ末」を飲んで、急場をしのぐ。
そうこうしているうちに、時間が経ち、5分ほど遅刻してしまった。

もう、受付は閉まっていて、会費を払いそこね、危うく、タダ飯になってしまうところだったが、なんとか、新郎新婦入場には間に合った。

ところが、上には上がいて、中国人K嬢は、40分近い遅刻。
「シンガポールでは、もっと遅く行くのがマナーですよ」
と照れ隠しに言い訳してたけれど、せっかくのメインイベントを見逃したかもしれないな。

かねて懸案のデジカメは、この披露宴に合わせるために急遽購入。
結局、Kodak V705にした。
画質には目をつぶって、広角とパノラマの楽しみをチョイス。
これはこれで満足。

懐かしい友人たちとも再会し、エンジョイした。
結婚式って楽しいな……もっとお呼ばれしたいが、あんまり、予定がなさそうなのが、残念だ……。

責任感

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11日(日)早朝の教習所からの帰り、電車の中で、職場のアルバイトのA君と会う。

世間では休日だけれど、職場では、本当は、仕事がある。
「所用があるから」という理由で、休ませてもらったのだけれど、浮ついていたところをA君にみられてバツの悪い思い。

そうねぇ……仕事への責任感を放棄したつもりはないけれど……自分が扱いづらい存在になっていることはわかるからなぁ……静かに身を退きたいところ。

一番イヤなのは、針のムシロをひかれて、それとなく居づらくされて、でも粘っちゃうような感じ……発つ鳥は跡を濁さずでいきたいな。

10日(土)、キネマ旬報ベストテンの表彰式・上映会に参加。
ホントだったら、夜の表彰式をミーハーに見に行くところだけれど、夜は教習所の予約をいれていたので、朝イチで、文化映画部門「あの鷹巣町のその後」をみた。

2部構成、3時間の大作。
福祉重視を善として単純には描いていないところに、映画としての活劇性を感じる。
見る前に予見していた、善悪の2項対立は軽々と裏切られる。

選挙によってがらりと変わる市長・議会の勢力地図。それは、市民の迷いの率直な反映だ。視聴者は、市民の一人として鷹巣町の問題に巻き込まれ、投票用紙を前に候補者を選ぶような気持ちにさせられる。

続きが気になる……。
3時間見終わっても、まだ、なお、続きが見たい。
非凡な映画であることは間違いない。

第1位

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2006年度第80回キネマ旬報ベスト・テン 第1位映画鑑賞会と表彰式の招待券をもらった。

文化映画第1位は、「あの鷹巣町の その後」という作品らしい。

作るのは、10年。
壊すのは、10日。

失ったものに気がついても、取り戻すには、また何年もかかるのだろう。

トラップ

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こないだ、TOEICの点数が予想外に良かった……なんて、ここに書いちゃったら、職場に海外から電話が掛かってきちゃった。

いやー、まぁ……。

しばらく前に、Sさんの紹介でとある大会社の社長の知遇を得た。
どことは言わないけれど天皇杯の決勝で国立競技場に看板を出すような、勢いのある会社。

何度かメールをやりとりをしていて、「じゃあ今度遊びにおいで。ランチでも食べましょう」とお誘いを受けた。
緊張しつつも「では6日では、ご都合は?」とお返事をした。

(僕の言い分では)それっきりになってしまって、予定が確定したとは思えなかったので、「あー、社交辞令にマジレスしちゃったかな。あからさまに却下するのは気まずいからネグってるのかな」と思い、特に返事を催促することもなかった。
「奢ってくれるという例の話、どうなってますか」という趣旨で催促するほど、僕の神経も太くないし……。

そしたら今日の昼、12時半も過ぎてから、ぼちぼちランチに行こうかな……と腰を浮かせかけたそのとき、携帯電話が鳴った。

とってみたら、女性が出て「お待ちください」と。
ほどなく、社長が電話を引き継いで……「今日、ランチでしたよね!」

私が約束をスッポかしてしまった格好に……。
もう、平身低頭。
「いや、その、メールをいただけていなかったので……」などと、なまじ言い訳をしてしまったので、却って、まずいことに……。
「いや、その、Spamフィルタに引っかかってしまったのかもしれません……」
だめだ、取り繕いもメタメタだ……。

振り返れば、催促や念押しの方法は、言い回しを工夫すればどうとでもなったよなぁ……先方に何とかすることを期待するより、俺が何とかしなければならんよなぁ……。とほほ。

約束のスッポカシは、スケジュール管理をPDAから紙に変えて、根絶させたつもりだったけれど、落とし穴はどこにあるかわからないなぁ……。

女の子との待ち合わせをスッぽかしてご機嫌を損ねたとしても、代わりの女の子は星の数ほどいるけれど(無理して言ってますが……)、某社の社長の代わりはそうはいないよなぁ……。
はてさて、どうやって、失地を回復したものか……。

テーマ

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今年の密やかなテーマは、「本を読むこと」だ。

毎月のAmazonへの支払い金額を聞けば、「十分読んでる」と言う人もいるかもしれないけれど、そうではない。
今年の僕が読みたい「本」というのは、興味本位で読む雑誌や即効性のある実用書、研究テーマに沿った専門書ではなく、何の役にたつのかわからない本のことだ。
僕は、そんな本を永らく遠ざけてしまっているように思う。

そういう本を読むことによって、精神の豊かさ涵養や、気持ちの萎え対策……といった効用を考えるつもりもなく、もっともっと、メタのレベルの効用を期待……いや、見返りを期待しちゃいけないな……本を読むことだけを目的にして時間の無駄づかいをしたいのだ。

「趣味は読書」と言うことができるのは、読書を手段ではなく、目的とする人だけだ。僕もかつてはそうだったと思うけれど、最近は違っていた。

自宅から鉄砲坂を上がったところに、小さな図書館がある。
先日、初めて利用者登録をして、思いつくまま、気の向くままに目に付いた本を借りてきた。今の日常からかけ離れた、小説の本。
読めば小一時間で読み終わるはずだと思うのだけれど、日常に忙殺されて、なかなか、読むことができない。かれこれ2週間が過ぎ、ついに貸し出し期間が終わってしまった。

ふと、自宅の本棚を見たら、その借りてきた本の文庫本が、すでにあった。奥付をみたら15年も前に買って持っていたようだ。ダメだなぁ……。
そんなこともあって、改めて、「本を読むこと」を自分のテーマにする必然性を感じている。自分が失いかけているものを、本当に失ってしまう前に……。

TOEIC結果が来た

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先月、受験したTOEICの成績が来た。
予想外に良い成績だった。オフィシャルなレベル判定なら「B」。

事前の自己判断では「C」だろうと思っていた。だから、今年1年の目標は、じっくり勉強して100点アップしよう……だったのに、目論見が外れてしまった。
今のスコアから100点アップするのは、すごく大変そうなのは、想像できる。
まぁ、「毒食らわば皿まで」「乗りかかった船」……1年後の「A」ランク入りを目指すということで、目標を上方修正。