2006年11月アーカイブ
大泉学園の駅で、朝っぱらから、有名俳優を見かけた。
図らずも後ろをついて歩く格好になったのだけれど、有名俳優、郵便局のATMの中へ……。
いやー、有名人だって、生活してるんだから、現金も必要だろうけれど、郵便局で金を下ろす姿って、似合わないなぁ……。
自分に残されている日々の少なさにふと気づく。
……いや、それも傲慢な考えで、今日・明日、突然に死ぬかもしれないんだけれど。
思い残すことの無いように、自分の本当にやりたいことをやろう……と、時間を作るために、ささやかな一歩を踏み出したつもりだったが、古いしがらみからも抜け出せず……結局、単にやらなきゃいけないことを増やして、忙しくしてしまっただけ……ということになってしまった。
「本当に」やりたいことから、結果的に、ますます遠ざかってる。
俺の人生、これで本当に良いんだろうか……。
中学生ともなると、自然とニキビの一つ、二つできるものである。
先日の腹部超音波検診の結果が、今日、返って来た。
所見……「脂肪肝」との由。
そんなに脂っこいものを食べてるわけでなし、酒も(昔ほどは)飲んでるわけでもないんだけどねぇ。
まぁ、中年男性ともなると、当然の生理現象ですかね。
きっと俺は、平均寿命で死ぬに違いない。
数日前から、のど風邪をひいてしまった。
食べ物はのどを通らないし、ゲホゲホいってる。
金曜日は、出勤だったけど、薬が効きすぎて眠かった。午後はちょっと眠らせてもらってしまった。
薬を飲んで養生してたおかげで、今日は熱も下がり、だいぶマシになった。
ツマのヒトに伝染らなかったのがせめてもの救いだなぁ。
寝室、別にするとか、対策をとるべきだよなぁ。
よんどころない事情があり、銀座で「ミュージカル 白蛇伝 White Lovers」を観てきた。
最悪に近い出来。いや、役者は(ジャリを除いて)結構良い。許容範囲内。むしろ、水準以上。安倍なつみは、やっぱり、たいしたもんだと感じさせたし、市川右近、彩輝なおは、所作が美しい。
しかし、ストーリーがひどい……。
千億の昔、神々の世界<天界>に“宝珠”を奪うべく攻め入った胡媚(フーメイ)。 宝珠を護る白蛇族の白素貞(ハクソテイ)は、胡媚との死闘の果てに傷つき、宝珠もろとも地上世界に落ちていった。 月日は流れた。宝珠を取り戻すため人間の娘・白娘(パイニャン)に姿を変えた白素貞は、他の人間達との交流を絶った人々の住む聖湖島に赴く。そこに住む許仙(シュウセン)は白娘と出会い恋に落ちる。しかし、白娘は島の修行者・法界(ホッカイ)に正体を見抜かれてしまい、彼との壮絶な戦いの最中、許仙は命を落としてしまう…。彼を生き返らせるため“生命の花”を求める白素貞。消えた宝珠を巡る宿命の戦いの中で、白娘の運命の恋は燃え上がっていく!!
白蛇伝に対するリスペクトは微塵も感じられない。
「愛とは〜」「戦いは〜」そんなやりとりばっかり。ウゼエ。ストーリーもキャラクタもごちゃごちゃしていて、とても2時間に収める話とは思えない。大学生の演劇だってもう少しまとも。いや、学生がこんなシナリオ書いてきたら、「推敲10回」ってツッ返すね。シナリオになってない。妄想・観念の羅列。自分の主張を白蛇伝というタイトルの下で書いてるだけ。
この状況、何か思い当たる。
何年か前の「キャシャーン」「デビルマン」だわ。
あと、俺、意外とユーロビートって好きだな。
先週の金曜日は、結婚1周年で紙婚式。
「紙婚式といえばカードだろ」と私は思って、メッセージカードを作成。
夜、レストランで食事したときに、喜んでくれるかな……と思いつつ渡す。
ツマのヒトは、ふーんという感じでカードを眺めつつ、「紙婚式といえばおサツだろ。現金をよこせ〜」とのたもうたのであった。ぎゃふん(古典的オチ)
某協会のエライ人と久しぶりにお会いして、いろんなこぼれ話を伺った。
印象深かったのが某国事情。
某国では、日本のアニメをまともな時間に放送することを禁止している。
で、某国産のアニメが放送されているのだけれど、それというのが、
一見、「テニスの王子さま」に見える、「カッコイイ男性たちがテニスに打ち込む話」であったり、一見、「くれよんしんちゃん」に見える、「いたずらっこの少年の話」であったりするのだそうだ。
「それが、日本のしんちゃんほど、下品じゃなくて、親も安心して見せられる、ありがたい教訓が織り込まれた話なんだよね〜(笑)」とのこと。
興味深いなぁ。今、僕の頭の中では、ものすごくイメージが広がってる。
見てみたい。
このご時世だから、作品のタイトルさえわかれば、ネットで検索できるんじゃないか……と思ってるんだけど。
先週は、金曜日が紙婚式。土曜日がOB会。日曜日が休日出勤……とイレギュラーな予定が続いた。
そのせいというわけではないはずだが、月曜日〆切の仕事、火曜日〆切の仕事……終わってない。
計画どおりにやってれば、全部こなせているはずなのに、全部中途半端になってる。
おかしいなぁ……。
タスクの所要時間の見積もりが甘いのか……。
暗記の勉強をしたいと思っていて、何か良いツールがないものかと探している。
コクヨのメモリボは、興味深い。今度、新製品も出るみたいだし。しかし、ただでさえ、ガジェットをたくさん持っているのに、これ以上、道具を増やすのは嫌だ。
できれば、PCか携帯……そのあたりで、汎用的に使えるものが良い。
さらに贅沢をいえば、特定のソフトをインストールするのではなく、オンラインで使えると嬉しい。さらに望みを言うならば、問題を入力する手間が省力化されていて欲しい。
そのような次第で、iPodのNotesフォルダにデータをいれるのは、惜しいところで、グッとこない……。
今、候補にしているのは、
・「まる暗記ネット」
・「単語帳ドットコム」
あるいは、学生の頃に使っていた、チェックペンが良いだろうか。今だと、カラープリンターがあるから、赤い文字の出力やら、何やらも簡単にできるような気がするが……。
毎週、非常勤で行っているB大学の教室は、プロジェクタはあるけれど、PCが設置されていない。
しかたがないんで、自前のノートPCを持ち込んでいるが、これが嫌でしょうがない。
やっぱり、重いし、何かのはずみで中のデータごとPCを壊してしまうんではないかと不安なので……。
そこで、来週からプレゼンにはVideo iPodを使ってみようと思っている。
とりもなおさず、ケーブルを買って、手が空いている時間に、教室で出力をしてみた。
思いの外あっさりと表示された。
これから、どこかでプレゼンする必要があるときは、この手だな……。
ただし、RCAケーブルの雄雌変換と、バッテリーの持ち時間を考慮しておく必要があるなぁ。
日曜日、お通夜の帰り、神楽坂の定食屋で晩飯を食べた。
僕のイメージのお通夜というと、夜通し宴会が開かれていて、入れ代わり立ち代わり縁のある人が挨拶に来る……という田舎の方のそれだったので、家を出るとき、「晩飯はいらないよ〜」と言っていたのだった。
いや〜東京のお通夜って、飲食の振る舞いはあるけど、あくまでも形式的なものなのね。みんな、少し手をつけて、サッと帰っていく。……当然かぁ。勉強になった。
さて、定食屋、ガラガラに空いていたのだけれど、隣の隣に、若い男女の二人連れが座って会話を始めた。日曜日だってのに、二人ともスーツ姿。
そもそも、入ってきたときの会話が、オトコもオンナも「ごめんねぇ」「ごめんねぇ」と、謝っていたのが興味津々。
女性が結構、可愛い感じだったのと、男性が結構大きな声で話していたので、聞くとは無しに話に聞き耳を立てる感じになってしまった。
「ごめんねぇ……私、映画に出るとかそういうの、ほんとにあれなんで……○○ちゃんとかの方がいいと思うんだ……云々」
女性が謝っている内容は、男性が撮ろうとしていた映画への出演を断ったことに対してだった。どうやら、男性も女性もなんかのお店の同僚らしい。男性は、働きながら映画監督を目指しているという感じ。
「ごめんねぇ……俺、ほんとにあぁいう世界があるなんて思わなかったからさぁ。いろんな人がいるんだねぇ」
「今日の講習は、ちょっと長かったねぇ」
「いやぁ、でも、正直、よくわからなかったなぁ」
「わからない人のために講習があるのよ。また、来週、別なのが……」
「でもなぁ……」
「私でもできるんだから、○○さんでもできるって」
「……」
「パテントがXXX……ホームページでXXX……の商品を紹介して……XXX……なわけじゃない。」
「だから、その辺がホントによくわからないんだわ」
「でも、○○さん、向いてると思うよ〜。今日だって、いろんな初対面の人と親しく話してたじゃない」
「それは……だから……」
「○○さんだったら私も一緒にやりたいと思ったから、××さんじゃなく、○○さんに声を掛けたわけじゃない?」
しばらく会話を聞いていたら、構図が段々とわかってきた。
女性がやってるのは、アフィリエイトプログラムのねずみ講に違いないのだった。
元気良くアホな男性を子会員にしようと、セミナーへと連れて行ったと。
男性は、職場の同僚でもあり、また、少なからず好意を寄せる対象でもあるので、女性の心証を悪くしないようにやんわりと断りたいと。
オトコとは、かくも哀れなものであるなぁ……私は食べ終わってだいぶ時間も経ってしまったので、最後の結末は見ないまま帰宅してしまったが、あの苦悩する男性のその後が気になる……。
彼女と絶縁する気概で、ハッキリ言わないと、二人の関係はずっとちぐはぐな方向へ行ってしまうような気がする。ここはヒトツ、覚悟を決めるべし。がんばれ。
土曜日、銀座で「ナチョ・リブレ−−覆面の神様」をツマのヒトと見てきた。
私が目指すオトナのオトコのロールモデルは、ジャック・ニコルソンと、ラジニカーント、そしてジャック・ブラック……であるからして、最新作も当然、見逃すわけにはいかないのである。
映画館のロビーには、「ナチョ・リブレ」と「時をかける少女」のポスターが並べて貼ってあった。両方とも空へと駆け飛ぶ構図で、並べてみると、妙におかしい。
さて、肝心の内容だが、また、ツマのヒトとは評価が分かれてしまった。
私としては、○か×なら、×だったのだけれど、ツマのヒトは「面白かった〜」だって。
途中で寝てたくせに生意気だ(笑)。
予告編(というか、あらすじ)はあんなに面白そうなのに、本編は伏線を張りっぱなしで、ぜんぜん収束しなくて、思わせぶりに一本調子で進んでいく。オフビート感といえば、聞こえはいいが、爆発的な面白さの快感にあと一歩で届きそうで届かないもどかしさったらなかった。
まぁ、ジャック・ブラックの演技力は、またしても輝いていたので、それを味わっただけでも、チケット代の価値はあった。
帰りがけ、ツマのヒトから言われた。
「あなた、ジャック・ブラックと似てるわね」
「体型が、だろ?」
「いや、立ち居振る舞いや行動パターンが……」
……ほめ言葉として受け止めるべきなのだろうか……なんだろうな。
休み中に、携帯をマナーモードのままほったらかしにしていたのだけれど、ふと気がついたらいろんな人から着信がたくさん。
いくつかの着信のうち、留守電にメッセージが入っていたのはいいのだけれど、その内容が「○○です。電話ください」
折り返し電話しても良かったのだけれど、気がついたのが深夜の2時。そりゃあ、遠慮するわな……。
そうこうしているうちに、翌日のお昼に、また電話がかかってきた。
「○○さんが、亡くなったそうです。お通夜は〜。告別式は〜」……とまぁ、結構なオオゴト。
しかし、そんな内容だったら、留守電に一言入れてくれればいいのに……。
ともあれ、○○さん……ご冥福をお祈りします。
○○さん、ウチの父親と同い年だったけど、なんだか、すごくアイドル(しかも若手のすごくマイナーな……)に詳しくて、野球を見るのが好きで……親近感を感じずにはいられない方だったなぁ……。
使い勝手は多少悪いながらも「Vodafone702NK2に勝る機能の携帯など日本にはない……」と思っていて、「次に買い換えるのは、Nokiaの次世代機……」と密かに決めていたもので、MNPもどこ吹く風と高見の見物を決め込んでいたのだけれど、千葉のT大の非常勤の帰りにたまたま立ち寄ったアキバのヨドバシで、X01HTを見かけて……「うわっ、出遅れた……」と後悔してしまった。
セカンド機として持っているw-zero3より、ぜんぜん、X01HTの方が良いや……。
w-zero3の何が気に入らないって、あのキーボード。「G」や「B」など、左手で押すべきキーを右側に配置しているところ。技術主導で仕様が決められてて、ユーザーオリエンテッドではないところがムカツいていたのだ。
「ヨシ、w-zero3は解約だ!」とwillcomのサイトへ行ってみたけれど、いざ解約となると、長年つきあってきたPHSとオサラバするのが惜しくて躊躇してしまった。
とりもなおさず、バカ高い料金オプションは全部外して、最低の基本料金だけのコースに変更。ロクに使いもしないのに、これまでずいぶん無駄金をつぎ込んできたもんだ……ツラツラと考えると、6〜7年前からPHSのデータカードを使ってPCでモバイルするなんてこともなくなってたから、そのころから、料金のコースを変更してても不自由はなかった。月々約1万円×12カ月×7年=84万円の無駄遣い。その頃から、中国株の投資信託にでも月々1万円ずつ積み立ててたら今頃、いくらになってたか知れない。俺も鷹揚だなぁ……。
はてさて、今使っているNokia、使い始めてまだ1年にならない。
あと2カ月……エイヤッと、x01HTに乗り換えちゃうか……とりあえず待ってみるか……その間にNokiaの次の機種が投入されないとは限らないもんな……Nokia E70とかだったら、それはそれで、心が動くもんなぁ……。うーん。