2007年3月アーカイブ

ダメージ

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トラブルへの対処法とは、突き詰めれば2種類しかない。
1つは戦う、1つは逃げる。

戦うこともせず、逃げることもせず、ただ、トラブルにさらされ続けると、それはストレスとなって傷口を広げる。
時に覚悟を決めて、戦ってみたり、逃げてみたりしても、既に手遅れで、取り返しのつかないダメージになっていたりする。

あぁ、人は戦うにしても、逃げるにしても、できるだけ早く対処するのが、ストレスに悩まされないコツであるなぁ……と改めて感じた今日このごろ。

いやいや、世の中はスゴイ人ばっかりだ……。それにひきかえ……。

何とは無しに、石川啄木の

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
花を買ひきて
妻としたしむ

という句を思い出してかみしめている。

カブ購入

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カブ90DXの見積もりを2社ほどに掛け合い、結局、鶴巻町のPit In Autoで、先週の土曜日に購入。

盗難保険は、通常1年かぎりで、また、更新はできないので、気休めにしかならないけれど、一応、つけた。
あと、昔にはなかった、ホンダアクセス製のアラームキットも。
昔つけてた別のメーカーのアラームキットは、電源が本体バッテリーではなく、乾電池で、工具箱に入れるタイプだった。電池交換が面倒で、ほったらかしにしていたら、そのタイミングで盗まれた。本当に、間隙を縫って盗まれた……という感じだった。あの悔しさは二度と味わいたくない。

納車は、来週土曜日の予定。
ならし運転はどこへ行こうかなぁ……。

今日は、某大学で新任者研修。

朝イチから丸一日拘束されて、延々と服務規程や何やらを聞かされた。

いやー、かなりビックリ。管理体制、ガチガチだった。遅刻・早退・中抜けは減給だって。なんかするにも事前の届け出が義務だって。
まぁ、普通の会社の感覚ってことだな。ほとんど丸々1週間、9時から5時まで、ガッコに居ることが強制されて、何の研究ができるんだろうか……。

まぁ、研究なんて期待されてないってことだな。
学生のお守りをしてろと……。それはそれで重要性はわかってるからいいけど……。

今にして思えば、W大の助手時代が懐かしい。
先生のサポート以外は、自由だったもんなぁ。
何曜日に行こうが、何時に行こうが、自由勝手。
それでも、研究室の方が、環境が整ってるから、時々徹夜をしながらも、朝から夜まで自分は入り浸っていたんだけれど。
別に籠もって仕事するのは嫌ではないんだけれど、「義務」にさせられた途端に、気が重くなる自分。

「自由」を得るためには、戦わなければならないということだな。
平安が訪れたのかとおもいきや、安寧の地はまだまだ遠く、もっともっと強いチカラで戦わなければならないということか……。

昨日は、昼から三鷹の方の某財団へ。
色々と厳しいお話が出たけれど、まぁ、なんとかなるでしょう。

午後、某大学で新年度の予定の打合せ。
新年度、といっても、もう10日後だ……。
準備不足は隠しようがないが、まぁ、なんとかなるでしょう。

事務所や先生たちへの挨拶周りのあと、研究室としてあてがわれた部屋へ。
北向きだけれど、絶妙に見晴らしが良い。
部屋にあるのは、まだ、空っぽの本棚と机だけだけれど、まぁ、なんとかなるでしょう。

夜は、飲み会。「若手」に分類されて、気恥ずかしかった。
一応、主賓の一人ということだったので、場持ちのためには、飲まないわけにもいかない。
ちょっと飲んだら、結局、次々飲んでしまったけれど、まぁ、なんとかなるでしょう。

ともあれ、いずれにしても、まぁ、なんとかなるでしょう。

免許

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週の半ばに、休日があったので、この1週間は、なんかフワフワして実感がない。

そういえば、書いてなかったけれど、月曜日は、江東区の免許センターで書き換え手続き。

ところが、教習所の卒業証書を忘れ、自宅に戻る破目に。
それから職場へ行ったので、一日中電車に乗ってた。

自宅から教習所まで1時間、取りに戻って1時間。また教習所まで1時間、自宅まで1時間。職場まで1時間。

5時間も電車に乗ってたら、新幹線なら青森まで軽く行けたな……。

コンベンションセンターへ行くと、乾燥していて、また、すごく歩くので、痛風持ちには辛い。
数年前、ラスベガスでのコンベンションなどで、発作を起こした前科がある。

ここ数年、痛風の発作は出してないし、ここ数カ月、徐々に痩せてきていたので、油断していたら、今日のコンベンション帰りに、ガツンと来てしまった。
もう、階段の昇り降りどころか、普通に立っているだけで痛い。

夜、会う約束をしていた人もいたのだけれど、急遽、キャンセル。
目下、湿布をして寝込み中。

明日も、色々と約束があったのに……。収まるかなぁ……。
明日の約束は、ドタキャンが通じないんだけどなぁ……。祈ろう。それしかない。

サクラサク

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今日は、二輪免許の試験。無事に合格。

12時35分集合。やや遅れて入ってきた試験官は、今まで授業では見たことがなかった(当然、教えてもらったこともなかった)華奢な女性。年齢は30代だろうか、原田知世似で、左手の薬指にキラリと指輪が光っていた。

コースが発表され、試験についての説明が始まる。受験者は5名。20代中盤の男性、学生風の男性、20代後半とおぼしき女性、私、年齢不詳の太った男性。

試験は1時間後、13時30分から。それまでの間、コースをイメージトレーニングする。
2週間乗っていなかったので、色々と雑念が入る。生煮えの拷問のような時間がゆっくり過ぎる。

果たして、試験は始まる。1人約10分。僕の番が回ってくるまで30分以上あるので、参考にするために、眺めていることにした。待合室で待っていれば寒くないのだけれど、僕の次の人も出てきて、同じように、眺め始めた。色々と雑談をするが、ウワッツラの会話。

最初の20代中盤の男性は、無難にこなしている。
二人目の学生風の男性は、なんか、しょぼしょぼとメリハリがない。最初の坂道発進でも後方確認をしていない。大丈夫か……。
三人目の女性は、2番目の踏み切りのところでエンストしてしまった。踏み切り内停止なら、一発検定中止だが……エンスト地点は手前なのか?、とりあえず、最後まで。
四人目は僕。とりあえず、深呼吸。スピードは全開。停止したら深呼吸。70点とれば合格なので、30点は減点されても良いと開き直って、ザクザク進む。実際に走ると、イメージトレーニングでは思い出さなかった細かい注意点を思い出す。2週間のブランクはキツイ。逆に、スッポリと忘れてしまっていた注意点はなかったのか?……非常に不安になる。
最後、終着点でバイクを降りると、試験官がニッコリと「お疲れさまでした」と笑みをこぼす。これは、何か、悪いニュアンスなのだろうか……真っ暗な気持ちになる。
五人目の年齢不詳の男性が走り出す。いやー、もう、ぜんぜん目に入らない。

全員の検定走行が終わる。しばらく待つ。気もそぞろである。僕だけではなく、受験者は、みんな落ち着きがない。男性は携帯でメール。学生風の男性は携帯で誰かと話している。女性は、旅行ガイドを眺めている。僕の次に走った男性は、しきりとため息をこぼす。僕は、携帯を忘れて家を出てしまったので、することがない。

来た、と思いきや、四輪の検定の組が、結果発表をする場所が足りなくなり、迷い混んできたのだった。3人の女性たちが、一人ずつ仮免の合否の通告をされて出て行くのをパーテーション越しに見ていた。あぁ、あんな風に、通告されるのか……まな板の上の鯉として腹が座ってくる。

ほどなく、件の原田知世似の試験官がやってきた。
受験番号順ではなく、名前を呼び始めた。本来トップバッターの20代男性ではなく、学生の名前が呼ばれた……パーテーションの奥で話す声が聞こえる。あそこが悪かった、ここが悪かった……じゃあ、予約をして……云々。不合格の宣告だ。四輪の仮免が全員受かっていただけに、感じるキビシサも一塩。受験者一堂の視線を避けるように、学生は外へ出て行く。
女性の名前が呼ばれた……やはり、あそこが悪かった、ここが悪かった……その声を聞きながら、緊張が高まる。彼女も不合格か……。次に名前を呼ばれるのが、僕なら、僕も不合格……トップバッターの男性か、僕の次の年齢不詳の太った男性なら、僕は合格……次は誰だ、次は誰だ……。

女性が出て行った。
年齢不詳の男性のため息もひときわ大きくなり、僕の緊張もピークに達する。

はたして、名前を呼ばれたのはトップバッターの男性。
おめでとうございます。合格です。パーテーションの奥の教官の声が、天使のように聞こえる。

控室に残された太った男性と顔を見合せ、サムアップ。
それからの待ち時間は、ウィニングランをしているような気分。
名前を呼ばれ、パーテーションに入る。
おめでとうございます。気持ち良さそうに走ってましたね〜などと言われ、舞い上がる。あれこれと雑談。

昔乗ってたカブに乗ろうと思っていること。原付の制限速度30キロが厳しく、白バイにつかまっては免停や免許取り消しになってしまうこと。白バイへの恨みつらみ……。

次の人が呼ばれる。
聞くとは無しに聞こえる合格の喜びの会話。
「いや〜3月中にとれなければどうしようかと思ってました。本当に嬉しいです。彼女と一緒に高知へ移るんです」
「あら……」
「警察に就職することになりまして……」
「!」

本筋とは関係がないオチが着いたが、何はともあれ、僕も二輪免許ゲット。

髪を切る

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昨日は、飯田橋まで出た午後の打合せが早く終わり、大泉まで帰るのもシンドイなぁ……ということで、早めに切り上げさせてもらった。

寄り道せずに帰宅。
あんまり早くついてしまったので、髪を切りにでかけた。
なんだかんだと2か月ぶり。

いつも切ってくれるお兄さんは、なかなかの趣味人。
近況を話していたら、お兄さんも、二輪の免許を、僕と同じ教習所で昔とったのだということが判明。
「大型免許も取っておいて損はないですよ〜」と悪魔のささやき。

僕は、明後日、日曜日が、卒業検定。
二段階の見極めから2週間も経ってて、もう忘れてしまっていそうなのが、心配。

盛岡弾丸ツアー

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昨日・今日と、ツマのヒトの昔の事故の経過診断と、保険用の診断書を書いてもらうために盛岡へ行くのに付き添ってきた。

昨日は、仕事を早々に切り上げて、東北新幹線に飛び乗り、先乗りしていたツマのヒトと落ち合う。
ツマのヒトは、出掛けの準備に手間取ったり、忘れ物をしたりで、当初予約していた新幹線に乗り遅れたとの由。とりあえず、最寄りのJRのみどりの窓口で書き換えてもらったが、出発の1分前で、ギリギリ失効せず、追加料金無しにできたとのこと。
僕は、当初予定より早く仕事がきり上がったので、前倒しに予約を変更。

そんなわけで、当初は、新幹線内で駅弁の晩飯をとる予定だったが、盛岡のモノを食べることができた。
どこのお店に入るかあれこれ悩んだが、「番屋ながさわ」に行くことにした。
魚介の網焼きのセットに、「番屋ながさわ どぶろく」こと、盛岡の地酒・菊の司に委託して作られたお店のオリジナル、市販されていない「活性清酒にごり酒」を合わせてみた。
このどぶろく、あえて瓶を振らずに供してくれた。店員さんいわく、「最初の一口は、上澄みだけを飲んでみてください」。オススメ通りに、飲んでみると、これがシャンパンのように発泡していて、ピリピリしながらもほのかに酸っぱいという……たまらない味。グイグイいく。そうこうしているうちに、だし酒を絡めてあぶった三陸の貝もすっかりと食べごろになり至福の時……。
どんどんお酒も進み、「亀の尾仕込 きもと純米 無ろ過限定生酒 仕込20号 平成17年12月29日上槽」という長い名前と同様に複雑な滋味を持ったお酒のボトルもあっさり空いてしまう。
併せる肴のオススメを店員さんに聞いてみた。「今は、冬と春の端境で食材が難しいですけどねぇ……」と悩みながらも、セッタガレイの煮つけを出してくれた。普通のカレイだったら、ピラピラの薄さのエンガワ部分が、雪駄のように分厚いカレイ……ホロホロと柔らかく舌の上でとろけて酒と絡む。「なんだこりゃあ……」と飲めば飲むほど、酔いが覚めそう。
地産地消はヤバイ。盛岡はヤバイ。ここでしか食えない美味いものが多すぎる。
料理は、みんな「時価」だったけれど、銀座や築地の時価とは、感覚が違う。Value for Moneyに文句のつけようがない。

シメに河岸を変えて、盛岡冷麺の発祥のお店「食道園」にて、冷麺。
別辛でオーダーして、ほのかに甘いスープを堪能。
調子に乗って、カルビもオーダー。付け合わせに生卵。これが最高。熱々のカルビを甘めのタレにつけ、溶いた生卵に絡めて、地の銀シャリに乗せていただく……。
なんで、東京の焼き肉屋ではやらないんだろうなぁ……。

ホテルは、繁華街から少し歩く大学病院の側にとっていたのだけれど、帰りの道が辛い。行きがけに、仙台の手前から時折、吹雪いていたので、どうなることやらと思っていたが、案の定、盛岡も雪。積るほどではないが寒い。次の機会があれば、繁華街の中に宿を取りたい……。

今朝はホテルで朝食のあと、病院で予約してある時間まで間があったので、ライブカメラの前から、職場に電話してみたりして。
観光案内所では、4月から始まる朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」の宣伝に余念がない。

病院へ行ってみると、担当の先生がインフルエンザで倒れて休んでしまったとかで、代わりの先生。
CTのデータを渡したり、今後の生活上の諸注意などを伺ってくる。
有意義な時間。

午後、駅へ行き、帰りの切符を手配。
遅い昼御飯を、駅の地下の「明明家」で、またも冷麺。

そのあと、恒例のコースとなった「福田パン」の本店へ。前回、見損なった啄木新婚の家も今回はチェック。
食事をしたばかりなので、食べるのは止め、しこたま買い込む。以前も来た散々悩む変な客と、お店の方に認識されてしまったようで、帰りがけにメニューリストを頂戴してしまった。
ともあれ、明日からの朝食は、しばらくコッペパンが続くことになる予定。

さて、大通りの方へ行こうかなと思ったところで、ちょうど、我々の次のお客にタクシーの運転手の方が来ていたので、乗せてもらってカワトクへ。家で使うものを買い込む。
カワトクもレベルが高い。新宿伊勢丹並というのは大げさだけど、大泉のオズよりは、確実に。セレクトショップ的に抑えるべきモノが抑えられてて、見てて痛快だ。

遅い昼食を食べてからさほど時間は経っていないが、開店直後の「本家南部百姓家」に入って早い夕食。開店直後で、客が我々しかいなかったから、気が緩んでいたのかもしれないけれど、お店のご主人も、タバコを吸いながら、テレビで相撲を見てるなど、ユルユルな感じ。良い意味でアマチュアっぽい。しかし、お通しからして、衝撃的な味。ただの長芋の千切りにもずくをあえただけなのに……。ひっつみ鍋や岩魚の塩焼き、ほや酢、じゃがいもの味噌焼きなどをいただく。何よりかにより、素材が素晴らしい。ご主人も、なんだか、この世の人ではないような、仙人みたいな感じ。また来たい。

懲りずに〆を「大同苑」の冷麺で。
調子に乗って、カルビも食べたのだけれど、これもまた美味い。この味でこの値段かよ……。前沢牛……個体識別番号付のが、こんなにお手軽に……申し訳ないなぁ。

翌日のことを考えると、7時40分発のはやてに乗らざるを得ないので、後ろ髪を引かれる思いで、帰路に。

往生際悪く、ツマのヒトは、東京から持参したペットボトルに、盛岡の水道水を詰めて何本も持ち帰った。半端なミネラルウォーターより、盛岡の水道水は美味い。

家について、体重計に乗ってみたら、3キロ増。
まぁ、これだけ食いまくってたら、しょうがないか……。

個人情報

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先週、遅めの昼休みをとろうとしたとき、携帯がなった。

取ってみたら、もう、典型的な振込め詐欺のトーク。
いわく「会員制サイトの登録が解除されていない」「延滞金が発生している」「身辺調査する」などなど。

しかし、しゃべり方が、いかにも緊張している感じで、落ち着いておらず、取立屋の演技をするには、役不足。あんなんじゃあ、だまされるヤツはいないと思うなぁ……。

とりもなおさず、愉快に聞かせてもらったけれど、腹も減っていたし、トイレにも行きたかったので、いいかげんに切り上げた。
「JSRのフクシマさんとおっしゃいましたっけ?」
「はい」
「080から始まる電話から掛けていらっしゃるようですけれど、電話番号を教えていただいてもよろしいですか?」
「080-3442-1962ですけど……」
「そうですか。では、警察に通報しますので」と、僕が言ったら
「バーカ。死ね」
捨てぜりふを残して切りやがった。

もう少し、歯ごたえがあると面白かったのになぁ……。

しかし、この振込め詐欺の業者、携帯電話の番号だけでなく、ウチの住所、僕の氏名まで把握していたのだった。それが不愉快。

おりしも、その前夜、「映画のDVD化に投資しませんか」「短期社債縁故募集」「無担保社債募集」云々……というDMが来ていた。
JTAキネマ東京という会社で、映画のタイトルそのものは、知っている作品も含まれていたので、ちょっと興味をそそられたけれど、縁も所縁もない俺のようなところに「縁故」の募集をDMで送るのがそもそも変だし、書類もメチャメチャ安っぽいし、販売予測も出鱈目だし、インチキだと一目でわかる代物

そんなこんなで、振込め詐欺も、「なんか、俺の個人情報がどこからか漏れてるなぁ……」と警戒していた矢先の出来事だった。

ツラツラと考えるに、今の自宅の住所が、その手の業者に漏れるとすれば、心当たりは1箇所しかない。ちょっと前に、「バルチックカレー中国のFCのオーナー資料」を取り寄せたことがあるのだけれど、ここ以外に、考えられないのだ。
バルチックカレーといえば、結構ポピュラーだし、僕も何度か食べたことがあるので、結構信頼していたけれど、かなり裏切られた気持ち。

この中国FCの話も、ひどい。たかだか9000万円が、なんで自社で調達できないのか? そんだけウマイ話なら、借金してでも、自社だけでやればいいのだ。しかもたったの90口が埋まらずに、かれこれ何カ月も募集してるし。

ともあれ、2度とバルチックカレーは食わない。まぁ、もともと、Coco壱番屋派の私ではある。

干支一周

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昨日は、T研究所で卒業式。と同時に、お茶の水の閉所式。
12年、干支一周だ。客観的に見れば、長いよな。

でも、つらつらと考えると、僕が真面目に研究所で仕事してたのって、最初の2年半だけだな。
あの時は、K大のK先生の名代として外から乗り込んできた得体の知れないオトコ……という目でプロパーのスタッフに一挙手一投足を監視されてたから、「何かあると、K先生に迷惑が掛かる。K先生の顔をつぶしちゃいかん」と思ってた。自分のためじゃなくて、ヒトのために何かするというマインドセットのとき、人間って思いもよらぬチカラが発揮できる。
ただ、それにしても、僕のそういう思いは周囲にはおろか、当のK先生にすら伝わっていなかったし、今にして思えば、そもそも、チカラが足りなかった。努力のベクトルも間違っていた。

数年のブランクの後で、T研究所に復帰したのだけれど、もう、給料泥棒みたいな仕事っぷりだったなぁ……と、反省。振り返れば、そうした魂の脱け殻のような、心ここにあらずというかかわり方をしていた期間の方が長いなぁ……。6年、7年か……実にもったいない時間と労力の使い方をしてしまった。

気持ちの整理が付くのは、もう少し先のことになりそうだ。

ぬれぎぬ

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昨日、スターバックスに入った際に、尿意をもよおし、トイレへ向かった。

そこのスタバは、トイレが男女兼用で一つしかなく、とても混んでいた。
列の先頭は小学生の子供。
そして、若く妙齢のキレイな女性、私と続いた。

ほどなくしてトイレに入った、小学生の子供がとても長く時間が掛かり、そうこうしているうちに、私の後ろにデブのオバサンが並んだ。

子供はまだ長く出てくる気配がない。
列のみんなが焦り始めている。

と、ようやく、子供が出てきて、キレイな女性が中に入る。

私としては、あんまりドアに近づいているのも気まずいので、少し下がって待つことにする。
やおら、僕の後ろにいたデブのオバサン、僕とドアの間に割って入り、キレイな女性が中にいるトイレのドアを「ゴンゴン」とノックしやがった。
当然のように、中からは、間髪をいれずに「コンコン」とノックの返事がある。

しばし、重苦しい沈黙の後、そのキレイな女性はトイレから出てきた。
キッと鋭い視線を僕の顔に注ぎながら……「この変態野郎」「甲斐性なし」といった、あらゆる種類の罵詈雑言の思念が飛んできたのは、決して僕の妄想ではないだろう。

「誤解なんです……あのノックは、後の、このオバサンが……」言いたくても言えない自分のコミュニケーション能力の低さに自己嫌悪。

プロジェクト

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僕にとって、使えば有用だということがわかっていて、なかなか、使い切るところまで行かないソフトにMS Projectがある。

導入はかなり早くて、ソフトがまだフロッピーディスクベースだったときから持っていた。

この先を展望して、「やっぱり、きちんと使うべきだなぁ……」と思っているのだけれど、買うのはいま一つ憚られる。
躊躇しているうちに、Office 2007のシリーズでProjectも出てきた。
よくよく見てみたら、試用版が無料でダウンロードできるようだ。

改めて使い方を勉強してみて、うまく使いこなせるようだったら改めて新しいバージョンを買おうかなと。

でも、この手のソフトは、一人で使っていても効果が薄いんで、無料のGantt Projectの方が、チーム全体に導入できるからいいのかな……。

情報管理のツールって、個人向けはアナログが便利で、チーム向けはデジタルが便利。会社のマネジメントのヒトは、デジタル化を積極的に押し進めるべきだろう。個人の実感ベースでアナログの優越性を説いたり、デジタルツールの導入に抵抗するのは、間違ってるし、マネジメント失格だよな。

見極め完了

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昨日の土曜日は、夕方から教習所へ。

シミュレーターとディスカッション、そして見極め。3時間の長丁場。
話していて判明したのは、前回の誉めて伸ばすタイプの土田似の教官は、インストラクターではなく、技能試験官だったとのこと。
まぁ、エライ人は、空威張りをする必要もないってことか、「毒蛇は急がない」ってヤツだね。

ディスカッションは、事故防止についてもさることながら、卒業試験対策。
あとは、大型免許の受験を薦められたりとか。
必要性はまったく感じないけれど、まぁ、確かに、持っているにこしたことはないかもしれない……。
というより、教習所に通うことが楽しい。毎日少しずつ、それまではできなかったことができるようになったり、自分の成長が実感できたりするのが、気持ち良い。
全身を使うので良い運動にもなるし、夕食をセーブするのでダイエットにもなるし、身体にも良いと思う。
そういう観点からは、確かに試験場で一般検定を受けるよりは、教習所でジクジクと習い事をするみたいにした方が良いんだろうなぁ。

最後に二段階の見極め。
また、土田似の教官。
「あ、ここで、会っちゃったということは、試験は別な人が担当するということですね〜」との由。
前回、間違えてから、コースを真面目に憶えたので、今回は無難に。
スラロームがパイロンギリギリを攻めてて速過ぎて危ない。本番ではもっとゆっくりで構わないというお達しだった。
左折のすぐあとに右折する部分があるのだけれど、そこは、最初から右側に寄った車線を取っていても、大回りの減点はとらないとのこと。
試験に向けて、ナーバスになっている急制動については、何回も練習させてもらった。等速での走りと、指定位置までに止まるという2つのテーマを両方とも、落ち着いてきちんとこなせ、スタート前に深呼吸せよとのアドバイス。技術的には、クラッチワークを丁寧にして3速にきちんといれるべしと、メーターや手元を見ずに目標制動位置を見るべしとのこと。

なにはともあれ、無事に第二段階の見極め完了。
あとは卒業試験。うー緊張する。

なんだかんだと、新年ももう3月だ。

数日前、たまたま、手持ちの株が、個人的な利益確定ルールのレベルに達したので、手持ちのポートフォリオの大半を売りさばいていたもので、今回の中国市場をキッカケとした世界全面株安の影響は、最小限に……と思いきや、今や自分の投資資産の軸足は、日本株ではなく中国株に置かれており、かなり直撃を喰らっている事実に愕然とする。
僕の使っている証券会社は、中国株の売買は指し値でしかできないので、今回のようなボラタリティが大きい局面では手も足も出なくなってしまう。

ともあれ、なんとか買値は割り込んではいないようなので、株価の回復を見越してこれを好機ととらえて買い増しをするか、少ないながらも利益を確定してしまうか……迷うなぁ。