2007年6月アーカイブ


プーケットビールは、2年連続でモンドセレクション金賞受賞。
あなどれない。
フルーティで軽やか。
すっぱい料理、辛い料理にはぴったり。

土曜日の楽しみ

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最近、土曜日が楽しみだ。定期購読している東洋経済で先頃始まった二つの連載がとても面白いからだ。真山仁「ベイジン2008」と佐藤優「知の技法・出世の作法」だ。

真山仁と言ってとおりが悪ければ、NHKドラマ「ハゲタカ」の原作者だった人だ。元新聞記者らしく、緻密な取材に基づいていて、虚実皮膜のところをうまくつく作風が特徴。「ベイジン2008」は、2008年8月8日の北京オリンピックの開幕と同時に世界最大の原発を運用開始しようとするプロジェクトが舞台。第1回は、その当日、安全性に疑問を持って停止させようとする日本人技術者と、あくまで運用開始にこだわる市の役人との対立から始まって、ものすごい緊迫したシーンだった。「次はどうなる……」とテンションが上がるだけ上がっていて、今は、2005年に戻って、日本人技術者や中国人官吏のバックグラウンドが描かれている。次が気になってしょうがない。
推測するに、きっとモデルとなる人物がいるんだろう……日本サイドはいいけど、中国サイドでモデルにされた人は大丈夫なんだろうか? 汚職の件とかも書かれていたりするけれど……中国だったら確実に発禁処分ものだと思う。台湾で翻訳出版を考えるか(笑)。
とはいえ、中国の言論状況をあまり笑えない。日本でもこの話はたぶんテレビドラマ化は無理。電力会社は大スポンサーだもんな。大量の「オール電化」のCMに紛れさせて「原発の安全性・有用性」を訴えるCMをねじ込んでる。そんな意向には逆らえないでしょう。NHKならできるかな。でも、火中の栗は拾わないでしょう。劇場用映画ならできるかな……。でも、結局、広告代理店・新聞・テレビ局が入った製作委員会が発意しないと企画って立ち上がらないもんな……。

佐藤優は、ヒューミント(ヒューマン+インテリジェンス要するにスパイ)の世界が、「袈裟の下から鎧」的に見えるのが面白い。ジュンク堂に、佐藤優書店ができたということなので、行ってみようと思っている。

挫折

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昨日は、お誘いがあって、高田馬場で飲み。

昔は、酔虎伝という名前の店だったと思うけれど、変わってた。
久々のババノミの雰囲気に調子に乗ってしまい、ちょっと飲み過ぎた。

「全額俺の奢り!」……と思ったけれど挫折して、1000円ずつ徴収。全額奢りだと、気兼ねができて、今後、集まる機会が減っちゃうからね。

「二次会!」……のお声はかかったけれど、遠慮して行かず、とぼとぼと帰ることに。

途中、昇龍軒で「麻婆豆腐と小ライス」を食べて、アユミブックスで立ち読みなんかをしてたら、歩き疲れ・立ち疲れて挫折。結局、タクシーで帰宅。

今朝、体重を計ったら、今月は、月頭より月末の体重が多かった。ここのところ、ずっと毎月1キロぐらいのペースで痩せてたのに、これも挫折か……。

蓋を開ける

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先週は、ずーっと、プラグマティックでない会議が連続で、辟易。私の青い鳥はどこにいるんだろうか……。

一方で、明るい話題も。

とある授業で、ハッチャケたら、その影響で、学生のみなさんが一気に親近感を懐いてくださった模様。いや、大学1年生向けのキャリアデザインという就職指導の授業で、大学在学中にすべきことのひとつとして恋愛を挙げて、その際の重要なこととして「コンドームを使え」と言っただけなんですが……。

なんだか、あちこちに噂が広がってしまった模様。クチコミは侮れないね……。いろんな人から恋バナ&恋愛相談を持ちかけられる。軽い気持ちで話したけれど、恋愛がいかに人間にとって根源的・本質的なテーマなのか……大学なんかでは(特に中学高校では、もしかしたら家庭でも?)「臭いものに蓋」的に避けられているのか……ということを感じ入った次第。

角を矯めて

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けど、まぁねぇ……
ん……多くのことを失なう組織変更だと思うなぁ。
きびしい状況だけど。
雪印の例もあるし……
上の人にモノを言いにくいカルチャーは健在……と。
しょうがないのかねぇ……

えっ? ミートホープ社の話? まぁ、そんなところです(笑)


身体の固さに思い悩む自分に福音。
めちゃくちゃ気持ち良いストレッチが満載。
肩こりも、腰痛も嘘みたいに楽になる。

「ヴぅ〜」「ぐへぇ〜」思わず声が漏れるのだけれど、ツマノヒトにははなはだ不興。「ご近所に聞こえたら拷問か何かと誤解される」との由。


土曜日、明治神宮の御苑で、花菖蒲を愛でる。
もう、ほとんどシーズンは終わりだったけど。
まだ散りなずむ花たちは美しかった。

梅雨らしい梅雨もないまま、あと、2週間もすればほおずき市のシーズンだなぁ。

生活リズムの乱れ

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ここんところ生活リズムが乱れ放題。

仕事が忙しくて3時間睡眠だったとしても、9時前に出勤せざるをえない状況だったりして。
しかし、体力が持つはずもなく、晩飯を食うやいなや居眠り……

今度は、前の日寝た時刻に目が覚めて、眠れない……とか。

はてさて、ここで仕事をするべきか、体力回復を図ってもう一度寝るべきか。

しかし、それにしても、暑い。蒸し暑いよー。外はそんなでもないけど、部屋の中は……。
気持ち悪くて目が覚めたという側面もある。
一人だったら何の迷いもなく、エアコンをつけるのに……。

しごき

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4月から始めた月曜夜の太極拳、まもなく3カ月で一区切り。24式ある簡化太極拳のうちの半分・12式が終わる。

ここまで振り返ると、大きな効用があった。満足。
顕著なところでは、人生の中で、一番、身体が柔らかくなってる。前屈して、手のひらが着くようになったもんね。でも、クラスの中では、一番身体が固い。情けないぐらい。それに、前屈はできても、まだ開脚はできないし。まぁ、子供の頃から、すごく身体が固かったので、ハンディがあったということ。これから、これから……と前向きに考える。

そんなこんなで、最近は、老師からあんまり初心者扱いもされず、それなりに厳しいお言葉をいただくようになってきた。一番言われるのが、「腰が高い」「棒立ちになってる」「下を向くな」「工夫しろ」というお言葉。

腰を下ろすと本当にキツイ。
特に、習うより馴れろ式に、みんなで一斉に動作の練習をするのだけれど、動作の後半になると疲れて段々と腰が高くなってきてしまう。そして、まだ習っていない動作に差しかかってくると、周囲の動作の後追いをするのに一杯一杯になってしまい、どんどん姿勢は乱れてしまう。

老師はそれを見逃さず、厳しく指導を入れてくる。
しごきのおかげで、フトモモがプルプル震える始末。
先は長い……そんなわけで、教室通いを更新。

キュウリ

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ペプシ・アイス・キューカンバーを遅ればせながら、購入。飲んでみた。

いやー、ホントにキュウリの味がするよー。
美味しいか不味いかを問われれば、個人的には、「不味くはない」という感じ。本当は、「むしろ美味しい」と言えなくもないけれど、「若者ぶってる」「ものわかりのいいオヤジを衒ってる」とか言われそうなので、ちょっと斜に構えておく。

ツマのヒトは、買うときも「買いたくない」、飲むときも「飲みたくない」、飲んだあとも「二度と飲まない」と首尾一貫抵抗していた。あげく一夜明けても「飲まなきゃ良かった」「買わなきゃよかった」「発売したペプシはオカシイ」と相当憤慨していた。

しかし、約150円でこんだけ楽しめたんだから、安いものだと思うなぁ。
こうした「楽しみ」も含めて、企画したんだろう。
その企画力に称賛の拍手、だ。

麦とろ

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知らなかったのだけれど、「6月16日」は、「麦とろ」の日とのこと。

そんな話を聞くと俄然麦とろが食べたくなってどうにも止まらない。
浅草麦とろ」あたりは、すごく混んじゃっているだろうなぁということで、夕方から、中野ブロードウェイの「丸子亭」へ。
案の定、ブロードウェイの客層は、そんな歳時記の風雅とは無縁なので、サラッと入れた。

とりあえず、桜海老、黒はんぺん、ヅケマグロを肴にビール。
そしたら、これが、プレミアム・モルツの小瓶で、冷え具合といい、量といい、完璧な調和。
改めて思ったけれど、生だと、注ぎ方に気を配るとサーブするまで時間がかかりすぎ、こうした小規模な料理屋で出すには不向き。スピーディに出すと、泡の口当たりが悪いものになる。生より瓶の方が、自分でじっくり、泡をケアしながら注げるんで、美味しく飲めるなぁと。
そして定食屋なんかで飲む中瓶だと、飲みきるまでに気が抜けちゃったり、腹が一杯になってしまって料理の味わいを削いでしまったりで芳しくない。
都合、小規模なお店で出される小瓶のビールは理に適ってると。

〆には、けんちん汁と麦とろの定食。
麦御飯がおひつで出され、とろろも別盛り。大きめのどんぶりが渡される。つまり、麦御飯の量、とろろの量を、各自のお好みの配分で調合できるという趣向。
僕は、麦御飯少なめ、とろろ多めで、ちょっとずつ、4杯も食べてしまった。
若槻千夏風にいえば、「麦とろ御飯は飲み物です」……という感じ。完璧にツボにはまった。当面、3食、麦とろでもOK。
やばーい。精が付きすぎちゃったらどうしよう。

東横線

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昨晩はあるイベントにお呼ばれして、横浜へ。

渋谷までカブで行って、東横線で馬車道へ。
東京の南西方面は土地勘があんまり働かないけど、今更ながら、横浜って、なんか、あっという間についちゃうんだなぁ。

イベントは、私の準備不足で、ビジュアルな資料など用意できず、聞きに来た人に申し訳ないような気分。喋っている自分がモニタにも映ってるんだけど、やっぱり、まだまだ、フクヨカ(笑)だなぁ。もっとダイエットに励まねば……。まぁ、俺自身のビジュアルなんて、気にしている人はいないだろうけど、申し訳なさも倍増。

一方で、聞いてた人ってどんなバックグラウンドの人なんだろう……。お金も徴収していたみたいなんで、満足度とかが気になる……。

ともあれ、主催のみなさまには、感謝と今後のますますのご清栄を祈念したエールを送りたいです。

東横線って、上りの終電も遅くまであるんだなぁ。しかも混んでるし。

隣り合わせに座った男子二人組は、日吉あたりの大学1年生らしく、なんかくすぐったい話を声高に交わしていた。
「去年、駿台の自習室で、前から可愛いと思ってた女の子に『携帯変えたから、この機会にメアドを教えて』って向こうから言われて、メアドを交換したのに、この春になって連絡をとってみたら、メアド変わってた」とか
「男女混合でこないだ、10円ゲームをやったら、10人中一人しか、未経験者がいなくて……その一人って俺で、びっくりした」とか
「あと、1カ月でハタチだよ……妖精になっちゃうよ……」とか
「(車内の広告ポスターを指して)あの娘、同じ学部だよ〜。こないだ会ったら、実物は、写真より、もっと可愛かったよ〜」とか
渋谷に着くまで延々と駄目トーク。

見ると、二人とも、身長もあってガタイも良くて、日焼けしてて、結構、カッコイイ感じなのが、また微笑ましくて……「幸多かれ」と心の中で合掌してやった。

夜の渋谷に出たのも久しぶりだったので、ちょっとだけ「Black and Blue」に顔を出してきた。カブだったので、時間の心配はないけれど、アルコールは御法度ということで、トマトジュースを軽く一杯。

久々に午前様になってしまった。

ノスタルジー

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ちょっと古い話だけれど……

MacMINIをMacSE/30に内蔵しました

欲しい……いや、実用性がないのはわかっているけれど。本当は、最強のSE/30を創る会に、僕も入りたい。創る手間だけ省略して、入手できないかなぁ。

なんか、あのころのMacには、格別な想いが……。なんというか、未来を変えてくれそうな期待感があったんだよなぁ。WYSIWYG環境とか、HyperCardとか、画期的だった……。欲しかったけど、買えなかったというのが、一層、無い物ねだり感を募らせていたんだよなぁ。

そんなことを思ったのは、職場で支給されたMacにInDesignが入っていたことに、今更ながら気がついたから。
ちょっと使ってみたら、なんかスゴくて。往年のPageMakerなんかより、だんぜん高機能だし、使い勝手も良いし。

HyperCardも、今なら、FlashやらSQLやらでPCでも手軽に扱える環境にあるような気がするんだけど……。

環境的には今の方が恵まれているはずなのに、別にアウトプットの質が向上しているわけではないのは、自分の限界が露呈しているようで、情けないなぁ……。

とはいえ

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やっぱり、大上段に構えた話とか、仕事がらみではなく、ここでは、ダラダラと身の回りのことを書くべきか……。

大上段に構えた話や、仕事の話は、やっぱり、個人の特定ができないような形で、別のサイトで……。
実は、何年か前に作ってあったのだけれど、この1年半ぐらい更新停止中。忙しくなっちゃったからなぁ……。

かといって、今、このタイミングで再開できるはずもないんだけれど……。

先進国

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日本は「先進」国なの? 日本人はほぼ100%の人がYesと答えると思うけれど、それは当たってるのか? 確かにOECDにも加入してるし、G7のメンバーだけど、それが「先進」国の条件なのか? −−今、僕は、「日本は『先進』国なんかじゃない」という思いを強くしている。

日本中心主義の人は、「法隆寺は世界最古の木造建築」「奈良の大仏は当時の最大の鋳造仏」「先物取引は大坂・堂島が発祥」などの例を挙げて、日本が連綿と先進国であるかのような言説を弄して、日本人の自尊心を慰撫しようとするけれど、それは妥当なのか?

5000年、いやもっと前から、18世紀の清朝の途中まで、中国が世界の最先進地域であったことは論を待たないが、現在において先進国かといえば、多くの人が疑問を持つだろう。すなわち、「先進」国かどうかというのは、一旦、なったからといって、未来永劫保証されるわけでもないのだ。

最近、韓国の新聞を読んでいたら、「先進国入りするにはどうすればいいのか」という特集記事があり、彼らの分析では、日本が先進国入りしたのは、中曽根政権頃という。
その分析の妥当性はともかく、「『先進』国とは何か」、「『先進』国となるためにはどうするべきなのかと問いかける姿勢は、現在の日本に欠けているものだ。そして、現在の日本にこそ必要なものではないかと、僕は思うのだ。

フリーのアンチウィルスソフト AVS

オンライン音楽ライブラリ MediaMaster

個人用蔵書管理ソフト 私本管理 Plus
cf. バーコードリーダー

旅愁

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昨日、通勤途中、Tシャツ・短パン・デイバックという出で立ちのノッポの白人が、新目白通りで立っていた。

チラチラと道路を行き交う車をみてる。
横断するのかな……と思いいぶかしんでいたら、僕のカブの右側車線を、貨物トラックが走っているのを見つけると、それに向かって、親指を突きたてた。

その瞬間、合点がいって、「あー、ヒッチハイクかぁ……」と。
初めて実際にやってる人を見た。
海外だけの話、テレビの中だけの話かと思いきや、この日本でもやってる人がいるんだなぁ……。

どこへ行くんだろう……関越で新潟方面か……車内で会話が持つのかなぁ……トラックの運ちゃんじゃあ、英語は話さんだろ……いや、無線をやる人ひとかもいるし、案外……そもそも、ちゃんと拾ってくれる人がいるのかなぁ……などしばし空想に浸った。

梅雨入り前の日本、旅行するにはベストなシーズンだろうなぁ。
旅愁を駆り立てられる。
私もどこか遠くへ行きたい……。

バランスボール

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自宅では、全然使わずに、単なるオブジェと化していたバランスボールを研究室の方へ持ち込んだ。
グーグルの真似で、椅子代わりに使おうと思った次第。
仕事はだらだらせずに、パッパッと終わる……そのために、あえて座り心地の悪い状態にするのである。

しかし、いきなり、残業中。
飲み会も、イベントも、映画も、マン喫篭りも……楽しそうな予定はみんな流れてしまった。
バランスボール、効果ないのかなぁ。
いや、体重のダイエット効果はそもそも期待していないけど、せめて仕事のダイエットに効いてくれないか……。

ドリアン

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ツマのヒトが、また、おすそ分けをいただいてきた。
今度は、ドリアン。

夕食後のデザートにいただいた。
タマネギの腐ったような匂い……うーん……がんばって3切食べたけれど、限界だった。

お腹がきつくなって横になる。
時々こみ上げてくるゲップが、ドリアンの味。まいった。

中和しようと思って色々とトライ。
水、牛乳、コーヒー、マンゴー、ヨーグルト……どれもうまくない。

唯一、マシだったのは龍角散。
ホッと一息。

一気読み

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やだなぁ……豊島ミホは、個人的にかなりツボです。

一気読みしちゃいました。
青空チェリー
底辺女子高生」(cf.Web版
檸檬のころ

まったくもう、本当に、やだなぁ……。

読書を楽しむ

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実用的でない本が読みたいと常々思っていた。
やっぱり「趣味、読書」というヒトが読む本は、「プロジェクトマネジメント実践の極意」とか、「TOEICテスト速攻ボキャビル練習帳」とかであってはイカンと思うのだ。

日曜、ここ数年、気になってたけれど、読んでなかった本をまとめて読んだ。
乙一「夏と花火と私の死体
綿矢りさ「インストール
満足。

しかし、これらの本に対するAmazonの書評欄、読むのが辛い。
彼ら(執筆当時)の同世代の嫉妬……あら探し……。
別に、乙一や綿矢りさを貶めたって、自分の格が上がるわけじゃないのにな……。
ていうか、その醜い姿に自分の若い頃を重ねてしまうから、見てて辛くなるんだけど(笑)

昔、まだ院生だったときに、先生が言っていたことを思い出す。「批判的・悲観的になるのは簡単だ。感情に流されれば良い。しかし肯定的・楽観的になるのは難しい。教養と意志の力が必要だから」と。

目下、次に読む予定にしているのは、
瀬名秀明「パラサイト・イヴ
豊島ミホ「檸檬のころ

ずっと気になってたにもかかわらず、読めなかったのが、やっと読むチャンスが巡ってきたということで、楽しみでワクワクしているんだけれど……。

ともあれ、現実世界にも、今ひとしおの教養と意志の力をもって対峙していけたら……と思う。

チンジャオロース

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ツマのヒトが、筍をたくさん、おすそ分けしてもらってきた。

「どうしよう……土佐煮?」とツマのヒト。

「それじゃ芸がないなぁ」と私。

そんなわけで、チンジャオロースを作ってみた。
お店で食べるのより、牛肉も筍も太いけど、生姜とオイスターソース(あとは、砂糖、醤油、酒)をいれて、ちゃんとチンジャオロースの味がする。

「味の素のクックドゥとかを使わなくても、チンジャオロースになるんだぁ!?」とツマのヒトは目を白黒。
面目を保ったような気がして得意満面な私……という週末であった。

プリンセス

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昨晩、西新宿を歩いていたら、警官たちが人払いをしたり、無線で連絡をとりあったり……

場所柄「すわ、事件か」と思い、野次馬の一人に「何かあったんですか?」と聞いてみたら、「これから雅子さまがお通りになるそうですよ」

ほどなく、白バイ、黒塗りの車の一団が通りすぎる……。
中の1台に白いスーツに帽子をかぶったにこやかな女性が……。

いやいや。有難いものを拝見させていただきました。

アドバイスは苦手

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最近、若い人から、何かと相談を持ちかけられることが多い。
まぁねぇ……わからないでもない。
なんか、優しそうだもんなぁ、私(笑)

実際には、優しくしてもらうのと、タメになるアドバイスをもらうのは別問題。
同じ意味で、厳しくされるのと、タメになるアドバイスをもらうのとも別問題なんだけど。
優しくされるってのは「今のままで良いよ」って言われることで、厳しくされるってのは「今のままじゃダメ」って言われること。いずれにしてもそれは「これから何をするべきか」とは違う次元の話なのである。

私のところに相談に来た多くの若い人は、はぐらかされたような気分になって帰っていくだろうなぁ。タメになるアドバイスなんか一個もせずに、「まぁまぁ。大丈夫。何とかなる」といって帰すだけだから。まぁ、実際、はぐらかしているわけだけれど……。

「あれもダメ、これもダメ、あれもしたいけどダメ、これもしたいけどダメ……八方塞がりでどうすればいいの?」
そういうマインドセットの人には、どんなアドバイスを返しても、ダメな理由を探すだけで、何もしないのは目にみえている。自分が特別だということを確認する材料に使われるだけ。
「案Aならこういう利点・欠点、案Bならこういう利点・欠点、どっちがいいですか?」それなら、相談への応じ甲斐がある。

人が「これから何をするべきか」なんていうのは、個人個人が自分自身で考えるべきであって、私があぁだこうだ言う筋合いのものではないと思っている。迷いながら生きているという点で、私も同じだし。差し出がましいことは言いたくない。

喉元まで出かかって、言い淀むのは、考えるための方法論……についてだ。
方法論……技術論かな。
「手帳・ネタ帳・ミソ帳をつけろ」
というのは、一番ベーシックな部分。
「つけてます」と言って携帯電話を誇らしげに出す若い人を、私は尊重して、「それではダメだ」という言葉を飲み込む。

「自分がこれからどうなるのか、どうなりたいのか、ヒトに見せる必要はないから、物語を作ってみろ」とも言いたいところ。
「もうあります」と多くの人は言うと思う、でも、文字で書いて、それを読み返すということまではしていないはずだ。それをやってる人なら、私のところなんかに相談に来たりしないだろう。

マインドセットだろうが、方法論・技術論だろうが、正面切って、「こうあるべきだ」とアドバイスしたところで、若い人に受け入れられる可能性は皆無……とは言わないが、効率の悪い愚策であることには違いない。

まぁいい。
「優しそうだから」ではなく、別な理由で相談に来る人もいるかもしれないし……。
私自身が「これから何をするべきか」考えあぐねているところだし……。

イノベーター理論

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・イノベーター=革新者(2.5%)
・オピニオンリーダー=初期少数採用者(13.5%)
・アーリーアダプター=前期多数採用者(34%)
・フォロワー=後期多数採用者(34%)
・ラガード=伝統主義者 (16%)

……Twitterも、SecondLifeも、一人相撲の空回りです。